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FIRE後は何する?完全リタイア後に退屈しない一週間を考えてみた

2026年6月23日

FIRE後に歴史散歩やカフェを楽しむ一週間を考える机

「完全リタイアできたら、毎日好きなことをして暮らしたい」

私はそう思っています。

会社の予定に一日を決められず、平日でも気になった場所へ出かけられる。理不尽な要求や、自分ではコントロールできない出来事に振り回される時間も減る。

考えるだけで、ちょっと気持ちが軽くなります。

でも、そこで一つ気になることがあります。

実際にFIREしたら、私は毎日何をするのでしょうか。

仕事を辞めたい気持ちはあります。ただ、仕事以外に毎日やりたいことが、すべて決まっているわけではありません。

最初の数週間は自由を楽しめても、その後は時間を持て余すかもしれない。人と話す機会が減るかもしれない。暇だからと出かけ続け、思ったよりお金を使う可能性もあります。

これ、資産額とは別に考えておいた方がよさそうなんですよね。

私はまだFIREしていません。だからこそ、完全リタイア後の理想の一週間を考え、会社員のうちに少し試してみたいと思っています。

FIRE後に何をするか、私はまだ完全には決めていない

FIREを考えるとき、どうしても「いくらあれば会社を辞められるか」に目が向きます。

私も、教育費、住宅ローン、老後資金、年金までの生活費などを考えています。お金の準備が足りないまま辞めるのは、さすがに怖いです。

ただ、お金の準備ができたとしても、それだけで毎日が楽しくなるとは限りません。

会社員の生活には、よくも悪くも自動的な予定があります。

  • 朝起きる時間
  • 外出する理由
  • 人と話す機会
  • 昼休みと退勤時間
  • 平日と休日の区切り

会社を辞めれば、この枠組みが一気になくなります。

もちろん、それが自由です。でも、予定を自分で作らなければ、気づいたら一日中スマホを見て終わる日もありそうです。私なら、たぶん一度はやります。

「仕事を辞めたい」と「仕事以外にやりたいことがある」は、似ているようで別の話です。

FIRE後の生活を考えるなら、資産計画と一緒に、時間の使い方も考えておいた方が安心です。

FIRE後に起こりそうな4つの困りごと

完全リタイアは魅力的です。一方で、自由な時間が増えたことで困ることもあると思います。

まだ経験していない私が「こうなる」と断言はできません。ただ、退職前に想像しておきたいのは、次の4つです。

起こりそうなことなぜ困るのか退職前に試したいこと
生活リズムが崩れる起きる理由や一日の区切りが減る起床、外出、運動の時間を決める
人との接点が減る会社で毎日会っていた人と会わなくなる会社以外のつながりを持つ
暇な時間が増えるやりたいことがないと時間を持て余す一週間の予定を自分で作る
支出が増える外食、旅行、買い物の機会が増えるかもしれない楽しむ予算を別枠で試算する

生活の区切りがなくなる

私は休日に予定がなければ、朝は少しゆっくりしたいです。

それ自体は悪くありません。ただ、それが毎日になると、曜日の感覚まで薄くなるかもしれません。

細かな予定で一日を埋める必要はありませんが、「午前中に外へ出る日」「運動する日」「何かを作る日」くらいの柱はあった方がよさそうです。

会社を辞めると、人との接点も減る

仕事の人間関係がしんどいと感じることはあります。それでも、会社へ行けば誰かと話します。

完全リタイア後は、話したくない相手と話さずに済む一方、何もしなければ人と会う機会そのものが減ります。

内閣府の孤独・孤立に関する調査でも、転職・離職・退職は、孤独感に影響を与えた出来事の一つとして調査されています。また、高齢社会白書では、社会活動への参加と生きがいに関する結果も示されています。

もちろん、社会活動へ参加すれば必ず幸せになる、という単純な話ではありません。

それでも、会社以外で自然に話せる相手や場所を、退職前から少し持っておくことは大切だと思います。

自由を楽しむにも、お金はかかる

FIRE後は時間があります。

時間があれば、旅行へ行ったり、外食をしたり、趣味を始めたりしたくなります。せっかく自由になったのですから、楽しみたいですよね。

ただ、生活費をぎりぎりまで下げたFIRE計画では、自由を楽しむお金が足りなくなる可能性があります。

楽しみの費用月の予算
日帰り旅行・交通費10,000円
カフェ・外食8,000円
趣味・学習5,000円
友人との交流5,000円
家族とのレジャー20,000円
合計48,000円

月48,000円なら、年間では576,000円です。実際には毎月きれいに使うわけではありませんが、完全リタイア後の必要資産を考えるときには、この楽しみ予算も忘れずに入れておきたいです。

私は、節約だけを続ける完全リタイアには、あまり魅力を感じません。

使いすぎないことは大切です。でも、使ってよい楽しみ予算を最初から用意する方が、自分らしいFIREになりそうです。

仕事がなくなっても残したい5つの要素

FIRE後の生活に残したい健康、人との接点、学び、小さな役割、楽しみ
予定を埋めるより、一週間の中に大切な要素を少しずつ残します。

FIRE後の予定を考えるとき、やりたいことを何十個も並べる必要はないと思っています。

それより、一週間の中に次の5つが少しずつあるかを確認したいです。

残したい要素具体例
健康散歩、運動、通院、睡眠リズム
人との接点家族、友人、地域、趣味の集まり
学び読書、歴史、資格、知らない街を歩く
小さな役割ブログ、FP知識を使う仕事、家事
楽しみカフェ、日帰り旅行、何もしない時間

ここでいう役割は、忙しい本業をもう一つ作ることではありません。

誰かに頼まれたことを少しする。ブログの記事を一本書く。家族の用事を引き受ける。そんな小さなものでよいと思います。

何の役割もない自由は、最初は気楽です。ただ、少しだけ誰かの役に立つ時間がある方が、私は一週間に張り合いを感じられそうです。

FP2級を使った小さな仕事については、FP2級を仕事へ活かす方法を考えた記事でも整理しています。

私が考える、完全リタイア後の一週間

歴史散歩、カフェ、小さな仕事、家族時間を含む完全リタイア後の一週間
きっちり守る予定表ではなく、自由な生活を想像するための下書きです。

完全リタイア後の一週間を、今の希望だけで作ってみました。

きっちり守る予定表ではありません。むしろ、何もない日も残しています。

曜日過ごし方の例
月曜家計と資産をざっくり確認し、読書をする
火曜歴史の跡をたどる日帰り旅行へ出かける
水曜ブログやFP知識を活かした小さな仕事をする
木曜運動、家事、家族の用事をする
金曜気になっていた街を歩き、カフェへ寄る
土日家族との時間。予定を入れすぎない

こうして見ると、私が欲しいのは、ずっと遊び続ける生活ではないようです。

外へ出る日もあれば、家で何かを作る日もある。少し働く日もあれば、何もしない日もある。

自分で「今日はこれをする」と決められること自体が、私にとっての自由なのだと思います。

今の会社員生活では、平日に歴史のある街へ出かけようと思っても、仕事の予定が先にあります。FIRE後なら、天気のよい朝に思い立って出かけられます。

これ、地味ですが、私にはかなり魅力的です。

派手な旅行より、歴史散歩とカフェを楽しみたい

FIREという言葉から、海外旅行や海辺でのんびり暮らす生活を想像することがあります。

もちろん、それが好きな人には素敵な暮らしです。

でも、私が今したいのは、もっと身近なことです。

日帰りで行ける場所へ出かけ、歴史の跡をたどる。知らなかった街を歩く。少し疲れたらカフェへ入り、急いで帰らなくてよい時間を楽しむ。

派手ではありません。でも、こうした過ごし方なら、何度でも続けられそうです。

さらに、歩けば運動になります。歴史を調べれば学びになります。写真やメモを残せば、ブログの材料になるかもしれません。

一つの外出が、健康、学び、楽しみ、小さな役割につながります。

私は、FIRE後のやりたいことを考えるとき、特別な夢を探さなくてもよいと思っています。

今は時間がなくて後回しにしている、小さな楽しみを拾っていく。

まずは、そのくらいからで十分です。

何もしない日も、予定に入れてよい

FIRE後の生活を考えると、「毎日を充実させなければ」と焦るかもしれません。

でも、会社を辞めた後まで、予定表を隙間なく埋める必要はないですよね。

朝起きて、今日は特に何もしないと決める。気が向いたら散歩へ行く。読みかけの本を少し読む。昼寝をする。

そんな日があってもよいと思います。

むしろ、自由になったのに「今日も有意義に過ごさなければ」と自分を追い込んだら、別の形の仕事を作っているようなものです。

大切なのは、何もしない日が続いて苦しくなっていないかを、自分で気づけることです。

  • 睡眠や食事の時間が大きく崩れていないか
  • 何日も外へ出ていない状態になっていないか
  • 家族以外と話す機会がなくなっていないか
  • 楽しいと感じることが減っていないか
  • お金を使うことだけが楽しみになっていないか

こうした変化を感じたら、予定を一つ入れる。人と会う。小さな仕事を試す。

自由な生活にも、軽い調整は必要なのだと思います。

FIRE前に、自由な生活を予行演習する

完全リタイア後の暮らしが自分に合うかは、実際に少し試してみないと分かりません。

そこで、会社員のうちにFIRE後の生活を予行演習してみたいです。

1. 平日の休みを、予定なしで過ごしてみる

有給休暇などを使い、仕事の予定がない平日を作ります。

旅行などの大きな予定を最初から入れず、自分で一日を作れるかを試します。何をしたら楽しかったか、何時ごろ退屈したかもメモしておくとよさそうです。

2. 理想の一週間を、実際の予算で作る

日帰り旅行、カフェ、趣味、小さな仕事などを一週間に入れ、それぞれにいくら使うかを計算します。

楽しむための支出を入れた結果、FIRE後の生活費が想定より増えるかもしれません。ここは退職前に知っておきたいです。

3. 会社以外の人との接点を確認する

一週間、会社の人と話さなかった場合に、誰と話すでしょうか。

家族だけでも問題ない人もいれば、友人や地域との接点が欲しい人もいます。自分に必要な距離感を考えます。

4. 小さな役割を試す

ブログ、資格の勉強、地域の活動、週に一度の仕事など、会社以外の役割を試します。

私の場合は、このブログ運営が一つの実験です。記事を作り、少しずつ読まれ、収入にもつながれば、FIRE後に続けられる小さな役割になるかもしれません。

5. 家族と、家にいる時間について話す

会社を辞めれば、家にいる時間が増えます。

自分は自由になったつもりでも、家族から見ると、生活のリズムや家事分担が変わるかもしれません。

妻とは普段からお金や働き方について話していますが、完全リタイア後の一日の過ごし方も、事前に話しておいた方がよさそうです。

資産額だけでなく、自由な時間を自分で扱えるかも、退職前に試しておきたいです。

定年まで働きたくないと感じたときの選択肢も整理しています。すぐ辞めるか、ずっと我慢するかの二択にせず、準備しながら少しずつ自由へ近づく方法です。

まとめ:完全リタイアは、何もしない生活ではない

FIRE後に何をするか。私は、まだすべてを決めているわけではありません。

それでも、少しずつ理想の暮らしは見えてきました。

  • 歴史の跡をたどる日帰り旅行へ行く
  • 気になった街を歩き、カフェへ寄る
  • 家族との時間を持つ
  • ブログやFPの知識を使い、ときどき小さく働く
  • 何もしない日も楽しむ

完全リタイアは、毎日を予定で埋める生活ではありません。

ただ、仕事をなくせば自動的に自由を楽しめるわけでもなさそうです。

私が欲しいのは、何もしない生活ではなく、何をするかを自分で決められる生活です。

そのために、お金の準備と一緒に、自由な一週間の予行演習も始めてみようと思っています。v

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