家計の再設計

美容院代と身だしなみ費を見直す。50代の私が削りすぎず整えたい理由

2026年7月15日

美容院代と身だしなみ費を見直すために家計ノートと身だしなみ用品を確認するイメージ

美容院代や身だしなみ費って、家計の中では少し扱いが難しい支出だと思います。

食費や通信費のように、生活に直結しているようでいて、どこからが必要で、どこからがぜいたくなのか分かりにくいです。

髪を切る。
白髪や髪型を整える。
肌やひげ、爪を整える。
仕事や学校行事で清潔感を保つ。

これを全部「無駄」とは言いにくいです。

特に50代になると、若いころとは違う意味で身だしなみが気になります。
老けて見えたいわけではないし、かといって見た目にお金をかけすぎたいわけでもない。

ここ、けっこう迷いますよね。

ただ、美容院代や身だしなみ費は、年間で見ると意外と大きくなります。
教育費や老後資金が気になる時期なら、なんとなく増えている支出は一度見ておきたいところです。

この記事では、美容院代と身だしなみ費を、削りすぎずにどう見直すかを整理します。

見た目を我慢する節約ではなく、必要な清潔感を残しながら家計を整える
私はこのくらいの距離感で考えたいです。

美容院代は、必要とぜいたくの境目があいまい

美容院代は、家計の中で「必要」と「ぜいたく」の境目があいまいです。

髪を切るだけなら必要。
カラーやパーマはぜいたく。
トリートメントやケア用品は余裕があるときだけ。

こう分けられそうですが、実際はそんなに単純ではありません。

白髪が気になる人もいます。
髪型が整っていないと、仕事で気持ちが入りにくい人もいます。
学校行事や家族の予定で、人前に出ることもあります。

50代になると、清潔感は自分の気分だけではなく、仕事や人付き合いにも関わります。

だから、美容院代をいきなり「ぜいたく費」として削るのは、少し乱暴だと思っています。

ただし、何も見直さないと、支出は増えやすいです。

カット。
カラー。
パーマ。
トリートメント。
ヘッドスパ。
スタイリング剤。
シャンプーや育毛系の商品。

1回の金額だけを見ると、まあ仕方ないかと思うことがあります。
でも、2か月に1回、3か月に1回と続くと、年間ではそれなりの金額になります。

美容院代は、必要か無駄かで切るより、何にいくら使っているかを見る方が現実的です。

ここを見ないまま「節約しなきゃ」と思うと、気持ちまで削ってしまいそうです。

まず身だしなみ費を髪・肌・服・家族分に分ける

身だしなみ費を髪、肌、服、家族分に分けて見直す図
身だしなみ費は、使う目的ごとに分けると残す支出と見直す支出を判断しやすくなります。

身だしなみ費を見直すなら、まず中身を分けたいです。

美容院代だけを見ているつもりでも、実際にはいろいろ混ざっています。

分け方
カット、カラー、パーマ、トリートメント
肌・ひげ・爪化粧品、シェービング用品、爪切り、保湿用品
服・小物仕事用、普段着、靴、バッグ
家族分子どものカット、家族の美容院代、学校行事用
ケア用品シャンプー、整髪料、育毛剤、ヘアオイル

これくらいに分けるだけでも、見え方が変わります。

「美容院代が高い」と思っていたけれど、実はケア用品や家族分も混ざっていた。
「服代が増えている」と思っていたけれど、身だしなみ全体で見ると必要な支出だった。

こういうことは普通にあります。

服代の見直しでも同じですが、支出はひとまとめにすると判断しにくくなります。

服代を見直す記事では、仕事用、普段着、家族行事、子ども用に分ける考え方をまとめています。美容院代や身だしなみ費も、同じように「使う場面」で分けると迷いにくいです。

私なら、まずはレシートやカード明細を見て、3か月分だけざっくり分けます。

細かく完璧に分ける必要はありません。
「髪」「肌」「服」「家族分」くらいで十分です。

家計管理は、細かくしすぎると続きませんからね。

50代は、身だしなみを削りすぎない方がいい

身だしなみ費を見直すとき、気をつけたいのは削りすぎです。

もちろん、見栄のためにお金を使いすぎる必要はありません。
高いメニューを毎回選ぶ必要もありません。

でも、清潔感まで削ると、別のところに響く気がします。

仕事で人と会う。
面談や打ち合わせがある。
学校行事で親として参加する。
家族で写真を撮る。
久しぶりに友人に会う。

こういう場面で、身だしなみが整っていると、少し気持ちがラクです。

これは、ぜいたくというより、自分を雑に扱わないための支出でもあると思います。

50代は、体力も気力も若いころとは違います。
鏡を見て「まあ、これなら大丈夫」と思えるだけで、外に出る気持ちが変わることもあります。

これ、分かる方は多いと思います。

だから私は、身だしなみ費をゼロに近づけるのではなく、残すものを決めたいです。

残したいもの見直したいもの
清潔感を保つカットなんとなく追加するメニュー
仕事や行事に必要な身だしなみ使い切れないケア用品
家族が必要とするカット代セールで買うだけの美容用品
毎日使う基本のケア効果を感じていない高額商品

身だしなみを削りすぎると、家計は少し軽くなっても、気持ちが重くなるかもしれません。

ここは、無理に我慢するところではないと思っています。

見直すなら、頻度・メニュー・買うものを見る

美容院代を頻度、メニュー、ケア用品、家族分で確認するチェックリスト
美容院代は、いきなりやめるより頻度やメニューを見直す方が続けやすくなります。

美容院代を見直すなら、いきなり行くのをやめるより、頻度とメニューを見る方が現実的です。

たとえば、次のように確認します。

見る場所確認すること
頻度毎月、2か月ごと、3か月ごとで無理がないか
メニュー毎回必要なものと、たまにでいいものを分ける
店舗今の店が自分に合っているか
ケア用品使い切っているか、在庫が増えていないか
家族分子どもや家族の分が混ざっていないか

頻度を少し延ばすだけでも、年間では変わります。

毎月行っていたものを6週間ごとにする。
カラーの間隔を少し見直す。
毎回のトリートメントを、必要なときだけにする。

こういう小さな調整なら、見た目を大きく崩さずにできます。

もちろん、髪質や白髪の出方、仕事の内容によって必要な頻度は違います。

だから、誰かの節約方法をそのまままねる必要はありません。

私なら、「これは自分に必要」「これは毎回でなくていい」を分けます。

ケア用品も同じです。

高いシャンプーや整髪料を使うこと自体が悪いわけではありません。
ただ、途中まで使って残っているものが増えているなら、そこは見直しどころです。

買う前に、今あるものを使い切る。
同じ役割のものを増やしすぎない。
効果を感じないものは続けない。

これだけでも、身だしなみ費は落ち着きやすくなります。

家族分の美容費が混ざるなら、予算枠を分ける

美容院代や身だしなみ費は、自分だけの支出とは限りません。

子どものカット代。
家族の美容院代。
学校行事前の服や小物。
冠婚葬祭や写真撮影の準備。

こういうものが混ざると、自分の美容費が高いのか、家族全体の身だしなみ費が高いのか分かりにくくなります。

ここを責め合う形にすると、たぶん家の空気が悪くなります。

「誰が使いすぎたか」ではなく、「家族で必要な支出はいくらか」を見る方がいいです。

私なら、次のように分けます。

予算枠中身
自分の美容院代カット、カラー、整髪料
家族の美容院代子どもや配偶者のカット代
行事用学校行事、写真、冠婚葬祭
日常ケアシャンプー、保湿用品、消耗品

分けるだけで、話し合いやすくなります。

家族の身だしなみは、生活の一部です。
ここを全部「節約対象」にしてしまうと、息苦しくなります。

ただ、行事用の支出は急に出ることがあります。

だから、普段の美容院代とは別に、少しだけ予備費を持っておくと安心です。

美容院代は年払い支出として少しずつ積む

美容院代は、毎月必ず同じ金額が出るわけではありません。

でも、年間ではほぼ確実に出ます。

このタイプの支出は、年払い支出に近い感覚で見た方がラクです。

たとえば、年間で美容院や身だしなみにいくら使っているかをざっくり見る。
それを12か月で割る。
毎月少しずつ取り分けておく。

これだけで、行った月だけ家計が苦しくなる状態を避けやすくなります。

年払い支出の考え方は、年払い支出を見える化する記事でも整理しています。

美容院代も、毎回その場で生活費から出すより、年間で見ておく方が安心です。

月に数千円でも、別に分けておく。
カラーや家族分がある月はそこから出す。
余ったら翌月へ回す。

地味ですが、家計には効きます。

50代になると、こういう「急に出る支出」が増えます。
服代、医療費、車、家の修理、子どもの予定。

全部をその月の生活費で受け止めると、しんどいです。

だから、美容院代も年間支出として見ておきたいです。

浮いたお金は教育費や生活防衛資金に回す

美容院代や身だしなみ費を見直して、月に1,000円でも2,000円でも浮いたら、そのまま生活費に混ぜない方がいいと思います。

混ぜると、いつの間にか消えます。

少額でも、行き先を決めると意味が出ます。

  • 教育費
  • 生活防衛資金
  • 年払い支出
  • 家族の行事費
  • 次回の美容院代の積み立て

私は、見直しで浮いたお金は「我慢の成果」ではなく、「家族の安心に回すお金」と考えたいです。

美容院代を少し整えた分を、子どもの教育費や生活防衛資金に回す。
それなら、単なる節約より納得しやすいです。

大きな金額でなくてもいいんです。

月2,000円なら、年間24,000円。
これだけあれば、教材費や行事費、家族の小さな予定に使えます。

ボーナスで身だしなみや服をまとめて買う家庭もあると思います。
その場合は、使う前に優先順位を決めておくと安心です。

ボーナスの使い道を考える記事では、使うお金、貯めるお金、備えるお金に分ける考え方をまとめています。美容院代や身だしなみ費も、なんとなくボーナスで吸収するより、枠を決めた方が残りやすいです。

まとめ:身だしなみは削るより、整える支出として見る

美容院代や身だしなみ費は、無駄と決めつけにくい支出です。

50代になると、清潔感や見た目の整え方は、自分の気持ちにも関わります。
仕事や家族行事にも関係します。

だから、削りすぎなくていいと思います。

ただし、なんとなく増えているなら、一度は見ておきたいです。

  • 髪、肌、服、家族分に分ける
  • 頻度とメニューを見直す
  • ケア用品を増やしすぎない
  • 家族分は別枠で見る
  • 年間支出として少しずつ積む
  • 浮いたお金の行き先を決める

美容院代を見直す目的は、見た目を我慢することではありません。

自分を雑に扱わず、家計も荒れにくくすること。

私はこのくらいのバランスが、50代の家計には合っている気がします。

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