小さな子どもがいると、どこに旅行すれば良いか悩みますよね。
子ども優先で考えるとご飯が美味しくなかったり、サービスがイマイチだったりして大人が楽しめなかったりするものです。
我が家はやっぱり大人も楽しみたい。そして、子どもにも色々と経験を積んでほしい。
経験を積んでほしいと言っても若干1歳8ヶ月なので、何も覚えていないと言うのがオチですが。。。
普段子育てで疲れ切っている大人もせっかく休みを取って行くのですから、ゆっくりと体を休ませたいものです。
そんな我が家が選んだ夏休みの旅行は、2泊3日の温泉宿にゆっくりと宿泊することとしました。
今回選んだ温泉宿は、サービスに定評がある星野リゾートの界ブランドといて展開している、「界 伊東」。
伊東には「界 伊東」と「界 アンジン」の2つの宿がありますので、せっかくならということで1泊ずつしてきました。
今回は、「界 伊東」の宿泊記となります。
子ども連れのご家庭の参考になればと思います。
こんな方におすすめ
・界 伊東に宿泊してみたい
・小さな子供と宿泊できる温泉宿を探している
・子供も大人も楽しめる宿を見つけたい
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伊豆方面の移動は「特急スーパービュー踊り子号」が断然おすすめ
※追記:スーパービュー踊り子号は2020年3月13日で運行を終了しました。
小さいお子さんがいると移動手段も頭を悩ましますよね。
車だと愚図った時にどこかに寄ったりすることができますが、渋滞に巻き込まれてしまったら手の打ちようがありません。
電車だと泣かれると周りに迷惑かかりますし、子どもも退屈で愚図る確率も高くなってしまいます。
伊豆方面であれば、子連れ旅行として「特急スーパービュー踊り子号」の利用がおススメです。
伊東までであれば、東京駅乗り換えなしで1時間40分ほど。
しかも、特急スーパービュー踊り子号であれば10号車に「こども室」が完備され、授乳室、オムツ変えもできる場所も用意されています。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
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「界 伊東」は駅から近く子連れにも安心
「界 伊東」は、最寄りの伊東駅からも近くて便利です。
電車での移動する方にはありがたいですよね。
子連れだと荷物も多くなりますので、駅からタクシーを利用するのが良いでしょう。
我が家も駅からはタクシーで移動しました。
700円でしたので、1メータで行ける距離です。
時期的にも真夏でしたので、荷物を持って歩くのはしんどいですからね。
涼しければ、伊東駅の商店街を楽しみながら宿に向かうのも良いかと思います。
「界 伊東」のウェルカムドリンクとお菓子
「界 伊東」のチェックインは15:00からです。
東京駅13時発のスーパービュー踊り子号に乗れば、ちょうど良い時間ぐらいに「界 伊東」に着くことができます。
宿の入口も純和風という感じで、落ち着きがあり良い感じです。
広々とした入り口に花が生けられています。
キレイな飾り付けも。
心が和みますね。
チェックインは、「ライブラリーラウンジ」で行います。
この場所は、本も読めますし、お茶やコーヒーなども自由に飲むことができます。
到着後に直ぐ出していただける、お茶とお菓子。
着いてホッとさせてくれます。
子どもにはりんごジュースをいただきました。
お菓子は出ませんので、大人と一緒にシェアです。
今までジュースは飲ませていなかったのですが、ガブガブ飲んでいましたね。
ここでジュースの味を覚えてしまいました。
お菓子とお茶をゆっくりいただきながら、チェックインをしていきます。
チェックイン後はスタッフに連れられて、お部屋に移動します。
4名用の和室は広々としてグッド(お部屋編)
今回予約した部屋は、4名が泊まれる広々としたお部屋です。
広さは62㎡〜80㎡あるとのこと。
我が子はまだ1歳8ヶ月で足も小さいので使用しませんでしたが、子ども用の草履もちゃんと用意されていました。
「界 伊東」のお部屋は、オートロックではないため鍵をしっかり閉めて外出する必要があります。
鍵は持ちにくいですが、ほとんど館内で過ごすことになるので、大きさはあまり気になりませんでした。
お茶は、「椿茶」と「ぐり茶」が用意されていました。
この下段には冷蔵庫があり、ミネラルウォーターの2本は無料でいただくことができます。
その他は有料なので、利用したら明細に記入してチェックアウト時にフロントに渡す必要があります。
水回りを見ていきましょう。
洗面所です。
タオルは少なめかと思いますが、大浴場にタオルが完備されていますので部屋から持ち込む必要はありません。
部屋のお風呂を使用する場合に、必要になるだけなのでこれだけでも十分かと思います。
「界」と言えば、風呂敷ですよね。
この風呂敷の中に、歯磨きやクシ、綿棒などが入っています。
風呂敷は持ち帰ることができます。
全界ブランドの風呂敷を集めてみたいですね。
界ブランドのハンドソープやスキンローションなどです。
部屋にあるお風呂です。
部屋のお風呂は全て温泉が出てきます。
小さなお子様は大浴場に連れて行くのが難しいところがありますので、部屋で気軽に温泉に入れるのは嬉しいですね。
我が子もこのお風呂にお世話になりました。
一応、トイレも。
ウォシュレットのトイレです。
さて、お部屋のご紹介を。
床の間には花が飾られていました。
これ、我が子の格好の餌食になりかねません。
こういう子どもがオモチャにしてしまうものは、手の届かないところにしまっておく必要があります。
事前に宿の人に伝えておけば、スムーズかもしれませんね。
リビングにはソファーが置かれていますので、ゆっくり休むことができます。
広々として子どもも喜んでいました。
窓からは「界 伊東」の庭を眺めることができます。
青々とした緑に癒やされます。
ちょっと上に目を向けると、ハトヤが。
夜になると「ハトヤ」の文字がライトアップされます。
ちょっと残念なビューポイントとなっていますね。
寝室です。
4名分のマットレスがあり、2人分シーツがセットされていました。
子どもは添い寝のプランなのでこのようなセッティングとなっていますが、マットレスは動かすことができますので我が家はマットレス3つをくっつけて使用しました。
寝相の悪い子どもがマットレスから落ちないように気をつけないとなりませんしね。
館内着はクローゼットに用意されています。
作務衣と浴衣が用意されており、館内はこれで移動できます。
浴衣を着ている人より作務衣を着ている人のほうが多かったですね。
我が家は子どもも含めて作務衣で過ごしていました。
「界 伊東」のイベント
界ブランドでは「ご当地楽」として、その地域の特色を活かした文化を体験してもらおうと、特別なおもてなしが用意されています。
「界 伊東」のご当地楽は、「椿油づくり体験」。
実際に椿から油を搾り取って、持ち帰ることができます。
せっかくなの体験なので、我が家では妻に参加してもらいました。
私と我が子は、その間館内をお散歩です。
椿油づくり体験は、30分ほどの時間で体験することができるようです。
椿は「界 伊東」では色んな所に用意されており、部屋には椿茶があったり、大浴場では椿の全身ローションがあったりと、椿を身近に感じることができます。
その他、夏のイベントとして「たらい乗り」を行っていました。
こちらは朝の9時半からで前日までの予約制。
温泉プールで親子がたらいに乗りを体験できるイベントなのです。
伊東で60年続く夏のお祭り「松川たらい乗り競走」にちなんだイベントのようです。
我が家は子どもが小さいということでイベントには参加しませんでしたが、もう少し大きくなったら参加してみたら楽しいかなと思いました。
大人も大満足「界 伊東」の夕食
「界 伊東」での夕食は1階の「お食事処」となります。
17時半と19時半の2部制です。
事前に予約できますので、希望の時間がある場合は早めに予約しておいたほうが良いです。
子どもがいる家庭は、17時半がベストですね。
我が家も17時半でお願いしました。
お食事処は、半個室になっていて落ち着いて食事ができます。
小さい子が騒いでもあまり気にならない感じです。
結構周りも小さい子がいて、ガヤガヤしていましたので小さい子がいても安心できる環境ですね。
子どもの食事はプランに含まれていませんが、ご飯と味噌汁、ふりかけが無料となっています。
おかずは大人のものを分けて一緒に食べていました。
メニューはこのような感じ。
メインは「台のもの」の「金目鯛のぐり茶蒸し」です。
それでは簡単にご紹介。
先付け。
山葵が入っているので、子どもには与えませんでした。
お椀。
甘鯛、卵豆腐が入っています。
出汁が効いて美味しい。
子どももバクバク食べていました。
宝楽盛りの八寸とお作り、酢の物がセットです。
盛り付けが豪華なので、この食事のときに家族写真と撮ってくれました。
揚げ物。
揚げ物は子どもにはまだ早いので、大人たちで美味しくいただきました。
蓋物。
これ美味しかったな〜。
とうきび餅は甘くて、子どもにも大好評。
台もの。
食事のメインですね。
ぐり茶で蒸しあげます。
金目鯛も美味しかったですが、お肉も柔らかくて美味しい。
食事はご飯と味噌汁。
もうここまで来るとお腹いっぱいです。
最後は甘味。
甘味は2種類から選べるのですが、こちらは「淡雪チーズ椿見立て」です。
赤ワイのゼリーが敷き詰められ、大人の味わいです。
夕食の時間は結構長くなるので子どもが飽きてしまうかなと心配していたのですが、子どもも結構食事を楽しんだみたいで最後まで愚図らずにいてくれました。
スタッフさんも子どもに気をかけてくださっていたので、何度もお姉さんにバイバイしながら楽しんでいました。
「界 伊東」の朝食
続いて、「界 伊東」の朝食です。
朝食会場も夕食と同じ1階の食事処です。
朝食も時間が別れており、7時半と8時半となっていました。
朝食にも子ども用として、ご飯と味噌汁、ふりかけが付いてきます。
まずは、ジュースで体の乾きを潤します。
朝食のメインは、「鯵のなめろう」です。
そのまま食べるのもよし、ご飯に乗っけて食べるのもよし、お茶漬けにして食べるのもよしと、味に変化をつけていただくことができます。
朝から海の幸満載のおいしい食事でした。
「界 伊東」温泉や他の施設
伊東は温泉で有名ですよね。
「界 伊東」も温泉の湯量が豊富で、大浴場の内湯、露天風呂と楽しむことができます。
温泉プールも大浴場の近くにあり、プールに上がったら温泉に入って着替えるということもできるので使い勝手が良さそうです。
湯上がり所では、アイスキャンディーとリンゴ酢、お茶が用意されていますので火照った体を冷やすことができます。
時間限定ですが、この夏の期間は「かき氷」も無料で提供されていました。
3種類の味を一度に味わえました。
我が子はかき氷初体験で、恐る恐る食べていました。
その他、子供向けの施設としてベビールームもありました。
ちょっと赤ちゃんを遊ばせることができる広さな感じです。
使っている人はあまりいなかったですね。
「界 伊東」は小さな子ども連れにおすすめの宿
星野リゾートとなると、お値段も高く大人向けの宿のイメージがありますが、子ども連れにも優しいお宿です。
スタッフさんたちの心遣いも素晴らしく、子どもには名前で声掛けをしてくれて、こちらも気持ちよく過ごすことができました。
小さな子どもがいると、どうしても子どもが喜びそうな施設が多い場所を選びがちで、食事に満足できなかったり、人がいっぱいいて思うように行動できなかったりするものです。
星野リゾートであれば大人も子どもも満足できますので、とてもオススメですよ。
やっぱり大人も楽しまなきゃね。
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