
米国高配当ETFで有名どころといえば、「VYM」、「HDV」、「SPYD」といったところでしょうか。
上記は米国高配当ETFの御三家と言われるぐらい、王道のETFとなっています。
米国ETFが好きな人であれば、どれか一つは持っているのではないでしょうか。
私も米国高配当ETFが好きで、今現在「VYM」をメインにしていますが、過去には「HDV」も多く保有していました。
米国高配当ETFの良いところは、何と言っても分配金が多くもらえるというところですよね。
配当金・分配金で生活を豊かにしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、米国高配当ETFの王道と言われる3つのETFについて、どれがおすすめなのかみていきたいと思います。
こんな方におすすめ
・米国株で高配当なETFを探している
・高配当投資に興味がある
・王道と言われる米国高配当ETFを知りたい
VYM・HDV・SPYDの比較
まずは、表を使って各ETFを比較してみていきたいと思います。
VYM | HDV | SPYD | |
名称 | バンガード 米国高配当株式ETF(VYM) | iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV) | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD) |
純資産総額(百万米ドル) | 49,782.95 | 11,142.83 | 6,769.41 |
経費率 | 0.06 % | 0.08 % | 0.07 % |
分配率 | 3.19 % | 4.01 % | 4.74 % |
銘柄数 | 469 | 81 | 82 |
騰落率(年初来) | -3.50 % | -3.80 % | -7.51 % |
騰落率(1年) | 1.20 % | -2.67 % | -12.32 % |
騰落率(5年) | 43.89 % | 40.06 % | 25.69 % |
配当成長(3年) | 4.60 % | 5.04 % | 4.20 % |
配当成長(5年) | 6.25 % | 4.75 % | 2.62 % |
配当成長(10年) | 7.41 % | 5.94 % | - |
純資産総額を比較すると、VYM>HDV>SPYD となります。
ただどのETFも資産総額は大きいので運用的には全く問題なさそうです。
経費率は、HDV>SPYD>VYM でした。
経費率は低い方が良いですが、どのETFも経費率はものすごく低いのでどれを選んでも問題なさそうです。
分配率は、SPYD>HDV>VYM でした。
SPYDが頭ひとつ抜けているという感じですね。
高配当ETFを狙うのであれば、この分配率は魅力的です。
銘柄数は、VYM>SPYD=HDV でした。
銘柄数が多い方が分散が効きますので、暴落時の耐性に強いことがあります。
騰落率(5年)は、VYM=HDV>SPYD でした。
高配当銘柄は株価の成長がしにくいというイメージがありますが、どの高配当ETFもしっかりと株価も成長していますね。
配当成長(5年)は、VYM>HDV>SPYD でした。
SPYDは設定されてからまだ日が浅いため、10年の情報がありませんでした。
VYMは長く持つことによって、株価も配当も大きくなっていくことが期待できそうですね。
人気実力ともナンバー1「VYM」
米国高配当ETFの中でも一番人気があるのは、この「VYM」ではないでしょうか。
SBI証券の保有銘柄ランキングでも、常に上位に位置しています。
他の銘柄と比較すると分配率が一番低いのですが、株価と分配金の成長が安定しているのが「VYM」となります。
「VYM」を持っていれば、資産額も分配金も上がっていくことが期待できますね。

上記は、10年間の分配金の状況です。
分配金は右肩上がりに成長していることが確認できますよね。
非常に安定感がある高配当ETFだと言えます。
VYMがおすすめな人
・将来の株価、分配金の成長を楽しみにしている
・安定感のある高配当ETFに魅力を感じる
暴落耐性が高い「HDV」
「HDV」は財務優良な高配当銘柄を集めたETFです。
銘柄数も81銘柄とかなり絞られています。
金利上昇局面で壊滅的だった2022年の米国市場で、「HDV」は唯一プラスでした。
暴落時に耐性があると言えるのが「HDV」と言えるかもしれませんね。

セクター別に見ても、ヘルスケアやエネルギー、生活必需品といったいわゆるディフェンシブ銘柄が中心に構成されています。

分配金を確認すると、直近では2021年に減配となっていますが、基本的には右肩上がりに成長していると言えますね。
「HDV」も「VYM」に似て、安定的な成長を見込める高配当ETFと言えそうです。
HDVがおすすめな人
・暴落耐性の高配当ETFが良い人
・安定的で高配当ETFが欲しい人
分配金利回りナンバー1「SPYD」
3つの中で一番分配率が高いのが、この「SPYD」です。
この分配金利回りに魅力を感じて保有している人も多いのではないでしょうか。
分配率は非常に高いのですが、株価も分配金も安定しないのが「SPYD」の特徴といえます。
他の2つと違う部分というと、保有しているセクターがまた特徴的です。
「SPYD」は、不動産や公共事業を多く組み入れています。

年間の分配金を確認すると、他のETFは右肩上がりの分配傾向でしたが「SPYD」は違っていますね。
凸凹ですが、2022年は過去最高で大幅増配となっています。
また、3つの中では設定日が新しいため、基準価格が低いです。
「VYM」、「HDV」は、基準価格100ドル近辺ですが、「SPYD」は40ドル以下となっていますので、同じ価格でも多くの口数を購入することができます。
SPYDがおすすめな人
・とにかく高配当ETFが好き
・口数が多く買える高配当ETFを探している
結局どれがおすすめなのか
人気のある米国高配当ETFですが、どれが良いのかは人それぞれですね。
その人の年齢や置かれている立場で選ぶETFが異なってくると思います。
これからじっくり資産形成していくという方であれば、株価も増配も期待できる「VYM」が良さそうですし、今ある資産を高い分配金で受け取りながら運用したいという方であれば「SPYD」になるかと思います。
私的にはこの米国高配当ETFの中では「VYM」が、過去の実績を見ると一番良さそうな気がしますね。
実際保有しているので、愛着があるのかもしれませんが。
あなたのおすすめを探してみてくださいね。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
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