
「このままで本当に資産は増えていくんだろうか…」
投資をしていると、ふとそんな不安に襲われる瞬間ってありますよね。
日々の生活に追われながらも、老後や子どもの教育費、住宅ローンの返済まで見据えた資産形成は、共働き・子育て世代にとっては終わりの見えないマラソンのようなもの。
だからこそ私は、毎月の資産状況と配当実績をしっかり記録し、「我が家のFIREまでの道のり」を見える化しています。
振り返ることで得られる安心感や気付きは、投資を続けるうえでの大きな支えになります。
2025年6月は、米国株の上昇に乗じて余裕資金を使った追加投資を実施。
配当金も過去最高クラスで、思わず「このまま順調にいってくれ〜」と願わずにはいられませんでした(笑)
実際の配当金は、夏休みの家族旅行代に充てる予定。
投資が“数字のゲーム”から、“家族との思い出作り”に変わる瞬間って、やっぱり嬉しいですよね。
この記事では、
✔ 2025年6月末時点のポートフォリオ構成
✔ 毎月の分配金の推移とその使い道
✔ 2022年からの資産増減の振り返り
✔ 今月の運用の気付きや行動の記録
をまとめています。
資産形成に取り組む同世代の方にとって、少しでもヒントや励みになれば嬉しいです。
それでは、6月末の我が家の資産状況を公開していきます!
2025年6月末のポートフォリオ割合
6月末の時点での我が家のポートフォリオは、以下のような構成になりました。
- S&P500連動インデックス:39.8%
- NASDAQ連動インデックス:7.0%
- 米国高配当ETF:24.2%
- 米国高配当投信:9.3%
- 日本高配当ETF:3.4%
- 日本高配当投信:3.7%
- 現金:12.6%

全体的にはアメリカ株に多くを振り分けており、インデックス投資と高配当投資をバランスよく組み合わせている形です。
6月は米国株が上昇傾向にあったこともあり、米国債券を売って比率の低かったアセット(日本高配当投信など)に投入しました。
これによりバランスを意識した運用ができています。
特に意識しているのは、「守りながら増やす」という考え方です。
高配当ETFや投資信託は毎月のキャッシュフローに貢献してくれる一方で、インデックスは資産の成長力を支えてくれる存在。
この2つの役割を意識して組み合わせることで、日々の安心感と将来の伸びしろの両方を狙っています。
また、6月はボーナス時期ということもあり、少しだけ積極的に動いてみました。
とはいえ、「無理に動かすのではなく、ルール通りに淡々と」が我が家の方針です。
年間でのリバランスと、下落時の資金投入ルールを決めているので、今後も大きくブレずに継続していきたいと思います。
こうして毎月の割合をチェックしておくと、自分の資産の“偏り”や“偏見”にも気づけるのがいいところ。
「投資=放置」ではなく、「投資=観察と微調整」が、長く続けるコツなのかもしれませんね。
次は、そんなポートフォリオが生み出してくれる“ありがたい副収入”についてご紹介します。
毎月の分配金(配当金)推移
6月の分配金は、ついに30万円を超えました!
我が家の投資スタイルは、インデックス型の成長重視と、高配当型のキャッシュフロー重視のハイブリッド。
特に高配当ETF・投信からの分配金は、日々の生活にちょっとした余裕をもたらしてくれます。
以下は、年ごとの6月の分配金実績をまとめた表です。
年度 | 6月の分配金(円) |
---|---|
2017 | 1,209 |
2018 | 28,535 |
2019 | 36,694 |
2020 | 56,238 |
2021 | 75,321 |
2022 | 111,050 |
2023 | 192,064 |
2024 | 275,434 |
2025 | 309,824 |
こうして見ると、毎年コンスタントに積み上がっている実感があります。
「今年はちょっと控えめかな?」と思った2024年からも、しっかり前年超えを達成。
コツコツ買い増してきた成果が、ここにきて効いてきたように感じています。
ちなみに、6月の分配金は夏休みの家族旅行の資金に充てる予定です。
「投資で得たお金で、家族に笑顔を届けられる」──これこそが、FIREを目指す理由のひとつかもしれません。
配当金の再投資も大切ですが、使い道に“意味”を持たせることで、モチベーションも上がります。
毎月の分配金を記録しておくと、成果が可視化されて、長期投資の支えになります。
来月もこの調子で積み上げていきたいですね。 次は、過去からの資産の変化を見ていきましょう。

資産の増減率を毎月チェック!2022年1月からの変化まとめ
投資で大切なのは、短期の値動きに一喜一憂しないこと。
でも、「今までどれくらい増えたのか?」という“進捗”は、やっぱり気になるものです。
そこで我が家では、2022年から毎月の資産の増減率を記録しています。
こうすることで、「振り返り」と「今の立ち位置の確認」ができ、感情に左右されない投資判断に役立っています。
以下は、2022年1月を起点とした増減率の推移です。

このように見ると、2023年に大きく伸びた後、2025年はやや調整局面に入っているのがわかります。
でも、これも投資の一部。
上下を繰り返しながら、右肩上がりで資産が育っていくのが理想です。
個人的には、「年末時点で前年を上回っていればOK」というマイルールで、あまり月々の動きには過敏になりすぎないようにしています。
もし、最近資産が増えていないと感じている方がいれば、「いつから比べて伸びていないのか?」を冷静に見てみるのがおすすめです。
数字の記録は、感情よりも正直ですから。
次は、今月の具体的な出来事や振り返りをまとめていきます。
2025年6月の運用トピックスと振り返り
2025年6月は、日本も米国も市場は比較的好調でした。
まずアメリカでは、S&P500やナスダックが好調で、6月末には史上最高値を更新する場面もありました。
背景には、インフレの落ち着きと利下げ期待、AI関連株の強さなどがあったようです。
一方で日本市場も、日経平均が中旬に反発。
特にボーナス時期ということもあり、個人投資家の動きも活発になった印象です。
内需関連や高配当株が底堅く推移していた印象を持ちました。
そんな中、我が家では6月に大きなリバランスを実施しました。
これまで保有していた米国債券ETFを売却し、その資金で日本高配当投信とETFを新たに買い増し。
これにより、比率の低かった日本高配当アセットのウエイトを整えることができました。
また、つみたてNISA枠では、これまで通りS&P500連動の投資信託を継続購入。
ブレずに積み立てることも、資産形成の柱のひとつとして続けています。
6月のような相場が上向いているときほど、余計な売買をしたくなりがちですが、基本は「淡々と、必要なところにだけ手を加える」ことが大切。
今回のように、自分のルールに基づいた投資行動が取れたことは、長期的にもプラスに働くはずです。
今後も、市場動向に過敏になりすぎず、我が家なりのFIRE計画を着実に進めていきたいと思います。