
こんにちは!
今回は「FIREを目指すなら、まずここから!」というテーマで、サブスクと日々の生活コストの見直しについて、実体験ベースでお届けします。
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指していると、どうしても投資や運用の話に意識が向きがちですが、毎月の支出を抑えることも同じくらい重要なんですよね。
我が家では「この出費って本当に必要?」という問いかけを繰り返しながら、いくつものサブスクや生活習慣を見直してきました。
この記事では、実際に解約したサービスやコスト削減の工夫、その結果得られた“ゆとり”について紹介していきます。
なぜFIREにサブスクと生活費の見直しが必要なのか?
FIREを目指す上での基本は「支出の最適化」です。
収入を増やすことに目が行きがちですが、固定的に出ていく支出を見直す方が即効性があることも多いです。
特にサブスクは、毎月の少額課金が積もり積もって大きな出費になっている“落とし穴”のような存在。
また、コンビニでのちょい買いや、日々のルーティンに組み込まれた出費も見直しポイント。
FIRE達成後は定期収入がなくなるため、毎月の生活コストの精度が生活の安定感を左右するのです。
「なんとなく契約」をやめたらスッキリした話|FIRE向けサブスク整理術

まず見直したのは、サブスクリプションサービス。
知らず知らずのうちに月額で払っていたもの、いくつ思い浮かびますか?
我が家で実際に解約したのは以下のようなサービスたち:
解約サブスク
- Amazon Kindle Unlimited
- Amazon Music Unlimited
- Audible(オーディオブック)
- U-NEXT(動画配信)
- Oisix(食材宅配)
- 日経電子版(新聞)
どれも「便利」「学びになる」「あって損はない」サービスでしたが、冷静に考えると、毎月きっちり使い切れてはいないんですよね。
Kindle Unlimitedなんて、気がついたら1か月開いてないこともありました(笑)。
こうした「惰性で契約しているサブスク」をいったんすべて洗い出して、**本当に必要か?代替手段はないか?**を夫婦で話し合って整理しました。
サブスク解約のポイント|FIRE視点で「残す・手放す」を判断
全部をやめる必要はありません。
大切なのは、「その支出が本当に自分たちの価値観に合っているか?」を見極めること。
たとえば、以下の観点で整理しました:
見直し観点
- 毎日/毎週確実に使っているか?
- 代替手段があるか?(無料サービス、図書館、ポイント還元など)
- 月額×12か月で見たときに金額に見合う満足感があるか?
この視点で見直すと、解約しても意外と困らないものが多かったです。
特に情報系・娯楽系のサブスクは代替が豊富なので、まずはここから見直すのがおすすめです。
解約しても困らなかった!その理由と代替案
実際に解約してみて、驚くほど困らなかった理由。
それは、今の時代、代わりになる選択肢が豊富にあるからです。
代替
- 書籍 → Kindle Unlimitedなしでも図書館や楽天ブックスのセールでOK
- 音楽 → YouTube無料プランで十分
- 新聞 → Yahooニュースや日経の無料会員でも十分な情報量
- 動画 → U-NEXTをやめても、地上波やTVer、YouTubeで代用可能
- 食材宅配 → スーパー+週末まとめ買い+冷凍ストックでカバー
「なくてもなんとかなる」感覚がわかると、サブスクを手放す心理的ハードルがグッと下がります。
解約しなかったサブスクもある(その理由と価値)
もちろん、我が家でもすべてのサブスクを解約したわけではありません。
以下は現在も継続中のサービスです:
継続中
- Amazonプライム
- iCloud+
- マネーフォワードME(プレミアム)
- YouTubeプレミアム
これらは、支払っている金額に見合う“時短効果”や“ストレス軽減効果”があると感じているからです。
たとえば、YouTubeプレミアムは広告なしで子どもと安心して使える点が便利。
マネーフォワードMEは家計管理の軸なので、むしろ節約のために必須です。
「お金を使う価値があるものは、堂々と使う」
これもFIREにおける支出管理の大事な視点だと感じています。
日々の生活費も“なんとなく”で使わない|小さな習慣を見直す

サブスクの次に見直したのが、**生活の中で“気づかないうちに出ていくお金”**たち。
代表的なのがコンビニ利用と新聞代でした。
新聞はサブスク解約で解消しましたが、
- 毎朝なんとなく買っていたコーヒー
- 小腹が空いたときについ寄ってしまうコンビニ
- ペットボトル飲料を都度買っていた日々
こうした習慣も、回数が減るだけで月数千円〜1万円ほど節約に。
代わりにやったことはシンプル:
- 水筒持参
- 週末のまとめ買い+冷凍保存
- おにぎりやお菓子を自宅で常備
生活の満足度を落とさずに、出費だけを減らせる仕組みをつくるイメージです。
月1万円の効果は“金額以上の安心感”|FIRE的視点の支出管理
全部でいくら節約できたか?
正確な数字は出していませんが、月に1万円前後は支出が減ったと思います。
年間にすると12万円。
これって、株式投資で年5%の利回りを得ようと思ったら、元本は240万円必要な金額です。
つまり、1万円の固定支出を削減することは、投資で得るよりも即効性のある“資産形成”とも言えるんです。
また、「無駄にお金が出ていっていない」という安心感が、精神的にもかなり大きいです。
節約=我慢じゃない。FIREに効く“快適な支出の整理術”
「節約」と聞くと、「我慢」や「制限」というイメージがあるかもしれません。
でも本当に大切なのは、自分にとって“価値がある支出”だけを残すこと。
我慢ではなく、“選ぶ”という意識に変えるだけで、節約のストレスはかなり減ります。
無駄な出費がなくなることで、将来への備えが進み、心にも時間にもゆとりが生まれる。
それがFIREに向かううえでの、大きな支えになると感じています。
まとめ|FIREの第一歩は“自分の支出を知る”こと
サブスクや生活費の見直しは、決してケチるためではなく、自分にとって本当に価値あることにお金を使うための大切なステップです。
「なんとなく契約」「なんとなく買う」そんな行動を一つずつ見直していくことで、家計にゆとりが生まれ、FIREに向けた土台もしっかりしていきます。
節約は、収入を増やすよりも簡単で、すぐに効果が見える“最強の投資”とも言えます。
この記事が、FIREを目指すあなたの生活を見直すきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!