節約・家計の最適化

知らないと損!共働き世帯の“隠れ固定費”を洗い出すチェックリスト

2025年6月24日

「うちの家計、そんなに無駄はないはず…」

そう思っていたのに、ある日ふと家計簿アプリを見返してみると、使っていないサブスクの月額がいくつも引き落とされていて、「え、こんなに?」と驚いたこと、ありませんか?

私もまさにそのタイプでした。

共働きで子育て、住宅ローンも抱えていると、とにかく毎日がバタバタ。

正直、細かい支出まで管理しきれないし、「まあこのくらい…」と目をつぶってきた結果、**“隠れ固定費”**がじわじわ家計を圧迫していました。

特にサブスクは「たった数百円」の積み重ねがクセモノ。

気が付けば使っていない動画配信、雑誌、子ども用の教育アプリまで、見直すだけで年間数万円単位の支出カットも夢じゃありません。

しかも最近は、気づかないうちに保険料や通信費がじわじわ値上がりしているのも現実。

家計を守るつもりが、いつの間にか固定費が上昇…

「見直したいけど、何から手をつければいいかわからない」

「そもそも何が“固定費”なのかピンとこない」

そんなふうに感じている方も多いはずです。

でも大丈夫。

まずは“隠れ固定費”に気づくことが最初の一歩です。

この記事では、私自身の実体験も交えつつ、共働き・子育て世帯が見落としがちな“隠れ固定費”の正体と、今日から使える見直しのコツを、初心者でもわかるようにまとめました。

「無駄な支払いを減らして、将来の自由な資産を手に入れたい!」

そう思ったら、ぜひこの記事を最後まで読んで、家計の“見えないムダ”を一緒に洗い出していきましょう。

SPONSORED LINK

見落としがちな「隠れ固定費」とは

「家計簿アプリで支出管理しているから、もうムダな出費はないはず。」

正直、私もそう思っていました。

でも、実は家計簿アプリには“映らない”隠れ固定費、けっこうあるんです。

たとえば、スマホのアプリ内で登録した有料サブスクや、「最初の1ヶ月だけ無料だから」と気軽に始めたサービス。

これ、使わなくなった後も自動で課金されていること、ありませんか?

家計簿アプリは“銀行口座”“クレジットカード”から引き落とされた費用しか拾えません。

でも、例えばアプリ内で“Apple ID”“Googleアカウント”から課金しているサービスは、普段使っている銀行やカードと連携していないと、家計簿アプリに反映されないことも多いんです。

さらに、私が本当に驚いたのは「保険のオプション代」です。

家族の保険を見直しているとき、「あれ、この特約っていつの間に付けたんだっけ?」と気づくことが何度もありました。

毎月数百円~数千円。

「大した金額じゃない」と思いがちですが、積もれば大きな支出です。

実際に、以下のような「隠れ固定費」が多くの家庭で見落とされています。

見落としやすい“隠れ固定費”の例備考・チェックポイント
アプリ内課金・サブスクApple/Google決済の月額サービス
使っていない有料メルマガ登録したまま自動引き落とし
保険の不要オプションや特約見直しのタイミングで再確認
子ども関連の教育サービス・会員費退会忘れや自動更新に注意
使わなくなったレンタルサービス返却・解約しないと課金継続

「これは家計簿アプリで把握できていないかも?」

と思ったら、今すぐ自分のスマホやクレジットカードの明細を直接チェックしてみてください。

「うちは大丈夫」と思っていても、実際にチェックしたら“無駄な固定費”がザクザク出てきた…!

私自身、これで年間数万円単位のムダ支出に気づけました。

「見えない固定費」に気付くことが、家計改善の第一歩です。

家族で使いすぎているサブスクの実態

「サブスクって、そんなに使っていないはず。」

多くの家庭がそう思い込んでいますが、実は気づかないうちに毎月数千円~1万円以上も払っていることが珍しくありません。

私も以前、家計簿アプリで家族全体の支出を把握したつもりでいました。

ところが、スマホのアプリ内課金や、子どもが使うゲームや動画アプリのサブスク、さらには家族で登録したまま放置している動画配信サービス、電子書籍、音楽配信など…。

実際に調べてみると、合計でびっくりするほどのお金が消えていました。

サブスクの怖いところは、「ちょっとだけ使いたい」「無料期間だけ…」のつもりが、自動更新されてそのまま何ヶ月も払い続けてしまうことです。

1つ1つは月数百円から千円程度と、パッと見では“家計にそこまで影響しない”と感じがち。

でも、例えば家族3人分で5~6個のサブスクがあると、月5,000円、年間で6万円以上の固定費になります。

しかも、サブスクは見えづらい場所に“隠れている”ことが多いです。

・Apple IDやGoogleアカウントで課金しているアプリ
・Amazonや楽天などECサイト経由の有料会員
・使っていないのに毎月落ちている「英語学習アプリ」や「オンラインフィットネス」など

こうした支出は、クレジットカードや口座引き落としの明細を1つずつ見ていかないと本当に分かりません。

私の場合、家族で「見直し会議」をして全員のスマホやPCをチェック。

「これ使ってないよね?」と声を掛け合って解約したら、それだけで月4,000円近くの固定費削減に成功しました。

【よくある家庭のサブスク例(実際の見直しリスト)】

サブスク名月額費用使用頻度コメント
動画配信サービス(例:Netflix)1,500円ほぼ使わない解約でOK
音楽配信サービス(例:Spotify)980円たまにしか使わない無料プランへ変更
子ども用ゲーム課金500円子どもが飽きていた解約
電子書籍サブスク800円1ヶ月間全く開かなかった一時休止
オンライン学習サービス2,000円継続中だが他社へ乗り換えコスパ見直し

サブスクの見直し=固定費削減の最短ルートです。

「全部把握できていないかも…」と思ったら、ぜひ家族みんなで一度、契約状況を棚卸ししてみてください。

保険や通信費に潜むムダな出費

「保険も通信費も、きちんと見直したつもり」

そう思って安心していたら、実はまだまだムダが潜んでいることが多いのがこの2つのジャンルです。

私の場合も、家計簿アプリで保険料やスマホ代を把握していたつもりでした。

でもいざ見直してみると、「え、この特約まだ付けっぱなしだった?」「通信プラン、家族の誰かが大容量にしてない?」と意外なムダがゴロゴロ出てきました。

保険は“不要なオプション”が固定費の落とし穴です。

たとえば、昔「念のため」に付けた入院特約や先進医療のオプション、更新時に自動で追加された内容など。

月500円や1,000円の積み重ねも、年間に直せば数千円から1万円を超えることも珍しくありません。

しかも、自分で意識しない限り、毎月当たり前のように引き落とされ続けます。

通信費も同様に、“見直ししないとどんどん上がる”傾向があります。

家族で複数回線を契約している場合、

・家族割やシェアプランが最適化されていない
・子ども用スマホに「使ってないオプション」が多数ついている
・昔のままの割高なプランをずっと継続している

など、「見えないムダ」が意外に多いです。

実際に私が見直した時のチェックポイントはこんな感じです。

項目チェック内容実際のムダ例
保険不要なオプションや特約がついていないか?月900円の先進医療特約が5年付けっぱなし
通信費プランやオプションが家族に合っているか?使わないキャリアオプションが3つ、月600円分
家族割家族全員の回線が割引対象になっているか?一人だけグループ外で割引未適用

こうした「ついそのまま」にしている部分こそ、見直すことで家計がぐっとラクになるポイントです。

私も保険の不要な特約を外し、通信プランを家族で再点検しただけで、月2,000円以上=年間2.5万円超のコストダウンにつながりました。

「保険やスマホの見直しってなんだか難しそう…」と感じるかもしれません。

でも、“見直すだけで毎月の出費が減る”効果は絶大です。

面倒でも、一度思い切って保険証券やスマホの明細を引っ張り出して、「本当に今必要な内容か?」と家族で話し合ってみてください。

次の見出しでは、住宅ローン返済に隠れたコストに注目して、「払っているのに気づかない固定費」の正体を明らかにしていきます。

住宅ローン返済に隠れたコスト

「住宅ローンの返済額は毎月しっかり管理しているから安心」

そんなふうに思っていませんか?

実は、住宅ローンには“見落とされがちな隠れ固定費”がいくつも存在します。

私自身もそうでした。

「毎月決まった額を返済していれば問題ない」と思い込んでいましたが、実際には“ローン本体以外の費用”がじわじわ家計を圧迫していたんです。

まず、住宅ローンにはさまざまな手数料や付随コストがあります。

代表的なのが「団体信用生命保険(団信)」の保険料。

最近は金利に含まれる場合も多いですが、「がん特約」や「三大疾病特約」など追加のオプションをつけていると、毎月数百円〜数千円の上乗せになっていることも珍しくありません。

また、銀行によっては「口座維持手数料」「繰上げ返済手数料」など、地味な固定費が積み重なるケースもあります。

さらに見落としやすいのが、「住宅ローンを組んだ際に義務づけられる火災保険・地震保険の保険料」。

10年単位でまとめて払うことも多いので、1年あたりに換算すると「毎年の固定費」扱いになります。

実際、私の家でも

・団信のオプション特約が1,200円/月(年間14,400円)
・住宅ローン手続き時に加入した火災保険が年2万円弱
・繰上げ返済のたびに手数料3,300円

こんなコストが“家計簿アプリでは見えない”固定費として存在していました。

【住宅ローンの隠れ固定費チェック表】

費用項目見直しポイント参考コメント
団信のオプション保険料本当に今も必要な保障か?外すだけで月1,000円減も
火災・地震保険料更新時に内容・金額を見直したか?相見積り・プラン見直しで節約可
銀行手数料(口座維持・繰上返済等)契約内容を再チェックしたか?他行への借り換えも検討余地あり

「住宅ローンは見直せない」と思いがちですが、実は“固定費削減の余地”が大きい項目のひとつです。

団信や保険の内容を本当に今の家族状況に合っているか再確認したり、火災・地震保険は更新タイミングで相見積もりを取ってコストダウンを狙うのがコツです。

「住宅ローン以外にも、こんなに見落としがあるのか…」

私も見直してみて驚きました。

ぜひ一度、ローン返済にまつわる明細や保険証券を引っ張り出して、「隠れ固定費」がないかチェックしてみてください。

子ども関連で増える固定費の落とし穴

「子どものためなら仕方ない」

そう思って支払っている費用の中に、意外と“見えない固定費”が潜んでいること、ご存じでしょうか?

私自身も、小学生の子どもがいる家庭として「教育費や習い事は必要経費」と思ってきました。

ですが家計簿を見直したとき、“なんとなく継続している支払い”が意外と多いことに気付かされました。

たとえば、子ども用の習い事や塾、通信教育の月謝、学童や各種会員サービス、オンライン教材のサブスクなど。

これらは毎月自動で引き落とされるため、いったん始めると「やめ時」を見失いがちです。

しかも、

・子どもが「もう行きたくない」と言い出していたのに、惰性で継続していたピアノや英語教室
・最初の数ヶ月は役立ったけど、最近は全然使っていないタブレット学習やオンライン教材
・学童の延長料金やオプションサービスの会費

こういった“続けている理由があいまいな支払い”も、毎月きちんと家計を圧迫してきます。

【子ども関連の隠れ固定費チェックリスト】

費用項目チェックポイント例・コメント
習い事・塾「やめ時」を家族で話し合っているか?最近通う頻度が減っていないか要確認
通信教育・学習サブスク活用状況を定期的にチェックしているか?使わない月も課金だけ続くこと多い
学童や放課後サービスオプションや延長料金のムダはないか?必要ないプランに加入していないか
スポーツクラブ・会員サービス継続の理由が「なんとなく」になっていないか?他の習い事とかぶっていないか

私の場合も、「とりあえず続けていたオンライン英語教材」や「学童の延長サービス」を整理しただけで、月5,000円以上の固定費削減に直結しました。

とはいえ、「子どもにいろいろ経験させてあげたい」という気持ちがあるのも事実。

でも、「本当に今の子どもに必要か?」を家族で一度きちんと話し合うことが大切です。

「まだ小さいから何も言わないだろう」と思っていても、意外と子ども自身も「もうやめたい」「他に興味がある」と考えていることも。

家族みんなで“支出の棚卸し”をする時間を持つことが、ムダな固定費を減らす一番の近道です。

無駄な支払いを減らす具体策

「固定費が多いのは分かったけど、どこから手をつければいいの?」

こう感じている方は多いと思います。

私も最初は「一気に全部見直すなんて無理」と正直思いましたが、実は“ちょっとした工夫”だけで驚くほど無駄な固定費をカットできます。

ポイントは“全部一度にやろうとしない”こと。

少しずつでOKなので、次の3STEPを意識してください。

【無駄な固定費カット3STEP】

STEPやること具体例・ポイント
STEP1家族で「固定費見直し会議」を開催サブスク・保険・通信・子ども関連を“全員で”棚卸し
STEP2本当に使っているか?「利用頻度」を確認月1回も使わないなら即解約/保険やオプションは証券や明細で“全部洗い出し”
STEP3固定費の一覧リストをつくって定期点検スマホや手帳にメモ/半年ごとに「継続か?解約か?」をチェック

私の場合、「家族会議」をきっかけに“使っていないサブスク”を洗い出し、さらに保険や学童のオプションもすべて見直しました。

こうすることで、「なんとなく払い続けていた」ものを一気に整理できました。

また、「固定費の一覧表」を作って見える化するのもかなり効果的です。

例えば下記のようなリストを作ってみてください。

項目月額利用頻度解約の要否コメント
Netflix1,500円ほぼ使わず解約他の動画サービスで十分
学童延長サービス3,000円月2回のみ解約必要な時だけ都度申込へ変更
スマホ保険700円1年未使用解約機種変更で不要になった
保険の先進医療特約1,000円不要解約入院歴もなく不要と判断

「利用していないものにお金を払っていないか?」

「同じ内容でより安くできないか?」

この2点だけでも見直せば、家計の負担は大きく減ります。

それでも「やっぱり面倒」「どこから手を付けていいか分からない」という場合は、まずは“サブスク”“保険”など月額の支払いが多いものから手を付けるのがおすすめ。

金額が大きいもの、手続きが簡単なものから順番に整理するだけで、手ごたえがすぐ感じられます。

さらに、半年や年に一度「固定費の棚卸し」を習慣にすることで、“気付いたら無駄な支出が復活していた…”という事態も防げます。

「少し面倒だけど、やってみたらすぐ効果が出る」

これが固定費見直しの一番の魅力です。

今すぐ始める!固定費見直しまとめ

ここまで、「隠れ固定費」の正体や家計圧迫のポイント、そして実際に私が見直してきた経験をもとに、無駄な支払いを減らす具体策を紹介してきました。

最後に、「固定費見直し」をこれから始める方に向けて、ポイントを整理します。

固定費見直しで一番大事なのは、“気づくこと”“面倒でも動くこと”です。

「うちは大丈夫」「たいした金額じゃない」と思い込んでいると、実際にはサブスクや保険のオプション、子ども関連の月謝などで、気付かないうちに毎月何千円も流出しています。

私も最初は、「見直しってめんどくさい」「家族も巻き込むのは大変そう」と腰が重かったですが、家族で一度「全部見直してみよう」と決めて動いた結果、月1万円近いムダな支払いを削減でき、家計のストレスが一気に減りました。

具体的なアクションは、たったこれだけです。

具体的なアクション

  1. 家族で“固定費の棚卸し”を宣言する
  2. 現在の支払いを全部リストアップ(サブスク、保険、ローン、子ども関連など)
  3. 利用頻度・必要性を一つずつ確認し、使っていないものは解約・プラン見直し
  4. 半年ごと、1年ごとに“固定費見直しデー”を設ける

【固定費見直しの流れを表にまとめます】

ステップやることポイント
① 棚卸し宣言家族みんなで「見直すぞ」と共有夫婦・子どもも巻き込む
② 支払いリスト化サブスク・保険・ローン・習い事等を全部書き出す家計簿アプリにない支出も目視でチェック
③ 利用頻度チェック毎月使っているか/本当に必要か全員で確認“なんとなく”を減らす
④ 解約・プラン見直し使っていないもの、不要なオプションは即見直し月額数百円でも積み重ねると大きな節約
⑤ 定期的な見直し日設定半年~1年ごとに見直しの日を決めて実行放置すると“隠れ固定費”が復活しがち

「やらなきゃ」と思っているだけでは、家計は何も変わりません。

“今日から”家族で棚卸しを始めてみることが、資産自由への第一歩です。

「これ本当に必要?」と一度でも思ったら、まずはスマホやカード明細、保険証券を引っ張り出して、“見えない固定費”を探してみてください。

一つずつムダを減らしていけば、家計にも心にも余裕が生まれます。

そして浮いたお金は、「将来のための貯蓄や投資」に回すのがFIREへの近道です。

「なんとなく払い続ける人生」から、「お金を“自分のため”に使う人生」へ。

今日この瞬間から、家族と一緒に固定費見直しをスタートしましょう。

SPONSORED LINK
SPONSORED LINK

-節約・家計の最適化
-, ,