資産運用とFIRE戦略

要注意!FIRE目前で資産を減らさないための運用術とは

2025年6月15日

「もう少しでFIRE達成!」――そんなワクワク感とドキドキが入り混じる時期、正直めちゃくちゃ不安もありますよね。

私もFIRE直前、すごく気を張っていました。

なのに、トランプ政権の関税ショックで、これまでコツコツ積み上げてきた銘柄が一気にマイナスになった時は、さすがに「やばい…」と冷や汗。

「ゴールはもう目の前なのに、こんなところで資産が減ったらどうしよう?」

あのときのヒリヒリ感、今でもよく覚えています。

FIREを目指す人の多くは、「資産運用さえ上手くいけば!」と思いがちですが、本当に大事なのは“最後のひと踏ん張り”で慌てないこと。

この“FIRE前夜”って、気持ちが緩んだり焦ったり、ミスが起きやすいんです。

私もつい最近までフルインベスト派だったんですが、「このままじゃリスクが高すぎる」と思い直して、現金を10%は持つようにしました。

やっぱり「守り」って大事。

「ほんとに大丈夫?」

「自分だけこんなに不安なのかな?」

そんな心配を抱えている方、私もまったく同じです。

だからこそ、このタイミングで「資産を減らさないための具体策」を一緒に考えておきませんか?

この記事では、

・なぜFIRE直前に資産が減りやすいのか

・分散運用や現金とのバランス

・支出チェックのコツ

・今からできる守りの工夫

まで、初心者でも分かるようにまとめました。

大事なゴール目前でつまずかないために、一緒に“守りの運用術”を身につけていきましょう!

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FIRE直前に資産が減る理由とは

「もうちょっとでFIRE達成!」

このタイミングで資産が急に減ること、実は珍しくありません。

むしろ、多くの人がここで一度はヒヤッとするはずです。

私も何度か経験しましたが、〇〇ショックのたびに「またか…」と心が落ち着きません。

では、なぜFIRE直前が危ないのか?

まず、資産がピークに近い時期は、金額そのものが大きくなっています。

だから、ちょっとした相場の下落や経済ショックが直撃すると、「金額の減り方」も普段とは比べ物になりません。

たとえば、1000万円運用中に10%減れば100万円のマイナス。

これが3000万円なら、たった10%で300万円の減少です。

「額が大きいほど減ったときのインパクトが桁違い!」

ここで冷静さを失い、慌てて売ってしまう――これが一番やってはいけないパターンです。

また、FIRE直前は「あと少しで自由!」という気持ちから、リスク管理が甘くなりがち。

フルインベスト(全額投資)で走り切ろうとすると、ショック相場の直撃をそのまま受けることになりやすいです。

実際、私も「もうすぐゴールだ」と気が緩んだ時に限って、大きな下落をくらいました。

あのときの焦りと不安、今でもよく覚えています。

まとめると――

・FIRE直前は資産額が大きく、下落インパクトも大きい
・油断からリスクを取りすぎてしまいがち
・焦りと不安が判断ミスにつながる

この“落とし穴”を避けるには、事前の備えと冷静な対応が欠かせません。

次からは、具体的な防衛策を紹介していきます。

大きな損を防ぐ分散運用のコツ

「分散投資が大事」とはよく聞くけど、実際どこまでやれば安心なの?

私もFIREを目指すなかで一番悩んだ部分です。

特定の投資先だけに偏っていると、〇〇ショックのような急落時に大きな損を抱えてしまいます。

特にFIRE直前は「守り」が重要。

「もし今、特定の銘柄や国が急落したら…」というリスクを常に想定しておく必要があります。

実際に私がやっている分散運用はこんな感じです。

投資対象割合
米国インデックス50%
米国高配当ETF20%
米国高配当投資信託10%
日本高配当投資信託10%
現金10%

ポイントは、「値動きの傾向が異なるもの」をバランスよく組み合わせること。

米国株が不調でも、日本株や現金でカバーできる場面が多いです。

「正直、あれもこれも手を出すのは面倒…」

「どれが正解なのかわからない」

そう感じるのは普通です。

分散の基本は、「国」「資産クラス」「銘柄」のバランスをとること。

迷ったら「インデックスファンド+高配当+現金」の組み合わせをベースに考えましょう。

全てを完璧に分散する必要はありません。

まずは“1つに集中しない”意識があればOKです。

さらに、定期的に「今の分散状況、大丈夫かな?」と見直すのが失敗防止のコツ。

これだけでも、大きなショックへの耐性はぐっと上がります。

現金と投資のバランスを見直す

「フルインベスト=最強」は間違い?

私も昔は「余剰資金は全部投資!」と思っていました。

でも、FIRE直前になると、それが逆に不安材料になりました。

相場が荒れた時、すぐ現金化できる「安心材料」がないと、精神的にも追い詰められやすいです。

いざという時の現金が少ないと、「焦って安値で売る」ことにもつながります。

最近は、相場下落時でも“10%は現金”をキープするようにしています。

この10%というのは、

当面の生活費や急な出費に備える

・相場が大きく下落した時の「心の余裕」

どちらにも効きます。

【現金比率を決めるポイント(例)】

チェックポイント目安や工夫
生活費の何ヶ月分を現金で持つ?3~6ヶ月分が目安
急な出費に備えているか?まとまった額を現金で用意
精神的に安心できるか?10%前後で様子をみる

「現金を増やした分、リターンが減るのでは?」

「機会損失になるのが怖い…」

そんなモヤモヤも正直あります。

FIRE直前は「増やす」より「守る」時期です。

現金を持つことで、

・急な出費にも慌てない

・相場の下落に耐えられる

・投資を焦って売らずに済む

これらのメリットがあります。

自分や家族が「安心して過ごせる金額」を意識しながら、現金と投資のバランスを一度見直してみましょう。

増やすだけじゃなく、“守り”もFIRE達成のカギです。

家計と支出の最終チェック方法

「運用は順調だけど、家計は大丈夫?」

この確認を怠ると、FIRE後の生活で予想外のピンチに陥ることがあります。

資産運用だけに目がいきがちですが、実際にFIREした後の生活費が足りなかった――

この「家計の見落とし」が意外と多いんです。

私自身も、「家計簿アプリ(Money Forward ME)」を使って、日々の支出や予算を“見える化”しています。

特にFIRE直前は、毎月の支出額とその中身を細かく再確認。

想定外の固定費やムダな出費が意外と見つかるものです。

【家計チェックのポイント】

チェック項目おすすめの確認方法
固定費の見直しサブスク、保険、通信費の再確認
変動費の最適化食費、日用品の使い方をチェック
臨時支出の予測年1回のイベントや大きな買い物を反映

「細かく管理するのが面倒…」

「毎月同じだから、大丈夫でしょ?」

そう思いがちですが、意外と“見逃し”が多いです。

最終チェックは「面倒でも一度やる価値あり」。

「家計簿アプリ」で自動集計、グラフ化すれば手間も最小限。

家族とも一緒に確認することで、「使いすぎ」や「必要な支出」が明確になります。

FIREは家計管理も“運用の一部”

油断せず、最後に一度、家計全体を見直してみてください。

資産を守るために今やるべきこと

「じゃあ、今このタイミングで具体的に何をすればいいの?」

FIRE目前のこの時期こそ、最後の仕上げが重要です。

ここまで積み上げた資産も、「何となく続けている」だけでは、いざというときに守りきれません。

これまで私は、リスクを取りすぎた反省から「今と将来をバランスよく考えること」を一番大事にしています。

つまり、増やすだけでなく「守り」にもちゃんと力を入れること。

これがFIRE達成後の安心感につながります。

「これで本当に十分かな…」

「まだやること残ってる?」

FIRE前夜はとにかく不安がつきものです。

今やるべきことを表で整理しました。

やることリスト具体的なポイント
資産配分の最終チェック現金・投資の比率、分散状況を見直す
家計と支出の再確認家計簿アプリで支出をグラフ化&最適化
万が一に備えた緊急資金の準備生活費3~6ヶ月分は現金でキープ
家族で将来設計を再確認目標や支出、価値観のすり合わせ
必要なら専門家に相談不安な点はFPなど第三者にも相談

FIRE直前は「増やす」から「守る」へ、意識をシフトすることが大切です。

やるべきことを一つずつ確認し、不安を小さくしていく。

安心してFIREを迎えるために、今できることを着実に進めていきましょう!

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