家庭とFIREのリアル

【必見】FIRE目前で夫婦仲がギクシャクしたときの乗り越え方

2025年7月10日

「FIRE目前で夫婦仲がギクシャク…」そんな悩み、他人事じゃないと感じていませんか?

私も共働き・子育て・住宅ローンと戦いながら、家族でFIRE(経済的自立&早期リタイア)を目指して準備を続けています。

実際、今は特に大きな衝突もなくやってこれていますが、「もしゴールが見えてきた時、夫婦のバランスはどうなるのか?」と、正直不安になる瞬間もあります。

FIREを目指す家庭でよくあるのが、“節約の方向性”“将来への考え方”での価値観のズレ。

私の妻も、FIREのためにとことん節約に走ろうとした時期がありました。

私自身は「今の暮らしも大切にしたい」と思っているタイプなので、どこまで妥協するか、どう歩み寄るか――話し合いが必要だと感じた場面も多かったです。

本気でFIREを目指せば目指すほど、お互いの本音や不安、微妙な価値観の違いが浮き彫りになるのは間違いありません。

それなのに、「まあなんとかなるだろう」と流してしまうと、気付いた時には関係がギクシャク…なんてケースも本当に多い。

“自分たち夫婦は大丈夫”と思っている人ほど要注意。

大切なのは、「違い」を無理やり埋めることではなく、お互いの不安や本音を受け止めて、一緒に“FIRE後の人生像”を描いていくことです。

この記事では、

  • なぜFIRE直前で夫婦仲が悪化するのか?
  • ギクシャクした時に絶対やってはいけないこと
  • 夫婦の気持ちを伝え合うコツや、お互いの不安の理解法
  • 実際にやって効果を感じた“話し合い”のコツ

を中心に、リアルな体験も交えながらお伝えします。

一緒に“家族で歩むFIRE”を本物にしていきましょう!

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FIRE直前で夫婦仲が悪化する理由

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指してきた夫婦が、いざゴール目前でギクシャクしはじめる——そんな話、実は珍しくありません。

私自身、共働き・子育て・住宅ローン世代として、家族でFIREに挑戦していますが、「準備が整ってきた」と感じたタイミングほど夫婦間の“価値観のズレ”が表面化しやすいと実感しています。

何が原因でギクシャクするのか?

よくあるのが、「お金」や「将来の不安」に関する考え方の違いです。

たとえば私の場合、妻は投資についてかなり消極的。

「元本が減るのは絶対イヤ」

「リスクを取るぐらいなら現金で持っておきたい」

そういった本音がよく出てきます。

一方、私は“お金を増やすためには、ある程度リスクも受け入れなければならない”と考えていて、ここでちょっとしたズレが生まれるんです。

また、「節約志向の違い」も夫婦仲に影響します。

FIREを現実に近づけるために、妻が「もう旅行はしばらくナシ」と言い出した時期がありました。

家計的には間違っていない。

でも私は、「子供の今しかない経験を大事にしたい」という思いが強かったので、「そこまで我慢しなくてもいいんじゃない?」と、どこかモヤモヤしてしまうこともありました。

よくある「夫婦のズレ」夫の本音妻の本音
投資への向き合い方少しリスクを取って増やしたい減るのはイヤ、守りたい
節約の度合い今の生活や子供の経験も大事できるだけお金を使いたくない

FIREは、家族全員の価値観をすり合わせるプロジェクト。

でも「本当にこのまま仕事を辞めて大丈夫?」「これで家族は幸せになれる?」と、

誰もが不安を抱えながら進んでいるのがリアルです。

普段は見えてこない「お互いの本音」が、FIREという大きな目標を前にして一気に噴き出す。

そして、小さなズレが大きな衝突やギクシャクの元になりやすいんです。

「うちは大丈夫」そう思っていても、どこかで「こんなはずじゃ…」となるリスクは誰にでもある。

大事なのは、

  • お金の考え方
  • 将来への不安
  • 家族としてどう生きたいか

この3つを“同じ方向”に調整していくこと。

次は、ギクシャクしたときに「やってはいけないNG対応例」について、具体的に紹介します。

ギクシャクした時のNG対応例

夫婦関係がギクシャクした時、無意識にやりがちだけど絶対に避けたい“NG対応”があります。

FIRE準備中は特にストレスや不安が大きくなりやすい分、こうした対応が余計に関係を悪化させてしまう原因になりがちです。

まず一番ダメなのは「感情的にぶつかること」

「なんでそんなに心配ばっかりするんだ!」

「もう少し協力してくれよ!」

——つい口をついて出るこの手の言葉。

私も一度は言いそうになったことがありますが、お互いが感情的になると、どちらも引くに引けなくなり、建設的な話し合いができなくなります。

「自分の正しさ」を押し通そうとするのもNGです。

「FIREのためにはこのやり方しかない」「節約はここまで必要だ」

どちらか一方の価値観ややり方を“正解”として相手に押し付けると、相手は納得できず、心を閉ざしてしまいます。

「相手の意見を無視する」「問題を先送りにする」もよくあるNGパターン

たとえば、「投資が怖い」という妻の不安に対して、「大丈夫だって、みんなやってるし」と軽く流す。

あるいは「今は忙しいから、あとで話そう」と何度も先送りにする。

——こういった対応は、一時的にはその場をやり過ごせるかもしれませんが、後々、もっと大きな不信感や不満に育ってしまいます。

NG対応例をまとめると

NG対応例なぜダメか
感情的な言い争い話がすれ違い、冷静に解決できなくなる
自分の価値観だけ押し通す相手の納得感がなくなり、ますます溝が深まる
相手の意見を軽視・無視する気持ちを分かってもらえないと心が離れる
問題を先送り・放置する不安やモヤモヤが大きくなり、関係が悪化する

私自身も「自分の考えが正しい」と思い込んで、妻の不安や価値観にきちんと耳を傾けていなかったことがあります。

その時は表面上は平和でも、内心ではどこかギクシャクした空気が流れていました。

時間が経ってから、「あの時きちんと話していればよかったな」と思ったことも正直、何度かあります。

大事なのは、「夫婦はチーム」だという意識を忘れないこと。

意見がぶつかった時こそ、相手の不安や価値観に向き合い、お互いを尊重することが必要です。

気持ちを伝えるためのコツ

夫婦仲がギクシャクし始めたとき、一番大切なのは「お互いの気持ちをしっかり伝え合うこと」です。

でも実際には、「自分の本音をうまく言えない」「何をどう伝えていいか分からない」という人がほとんど。

私自身も、普段から素直に気持ちを伝えるのが得意な方ではありませんでした。

それでも、“伝え方”を工夫するだけで、夫婦の空気が驚くほど変わることがあります。

ポイント1:まずは「自分の気持ち」に気付く

最初にやるべきは、「自分は本当はどうしたいのか?」を言葉にしてみること。

たとえば私の場合、「節約も大事だけど、子供にはいろんな経験をさせたい」「投資で増やしたい気持ちも、減るのが怖い気持ちも両方ある」といった、本音をいったん紙に書き出してみることから始めました。

自分の本音が整理できていないと、話し合いの途中で感情的になったり、結局“伝えたいこと”がぼやけてしまいます。

ポイント2:「私はこう感じている」と主語を自分に

伝えるときは「あなたが悪い」ではなく、「私はこう思う」と主語を自分にするのがコツです。

たとえば、「なんでそんなに節約ばかりなの?」ではなく、「私は、旅行も大事にしたいって思ってる」「今のまま現金だけじゃ不安だと感じてる」といった形です。

この“主語を自分”にすることで、相手を責めるのではなく、自分の気持ちをシンプルに伝えることができます。

よくあるNG例伝え方を変えるコツ
「なんでわかってくれないの?」「私はこう感じている」
「そんな考えじゃダメだよ」「私はこう思うんだ」
「あなたは間違ってる」「私にはこう見える」

ポイント3:相手の気持ちを“繰り返し確認”する

話し合いの最中も、「今の話、どう思った?」と相手の意見を必ず聞き返すのがおすすめです。

「自分だけが話して終わり」にならず、お互いの考えをすり合わせていくことが大切です。

ポイント4:完璧な答えを求めない

正解や落としどころを最初から探そうとしないこと。

「まずはお互いの本音を出し合ってみよう」ぐらいのラフな姿勢で始めると、想像以上に前向きな空気になります。

私自身、完璧な伝え方は今でもできていません。

でも、「自分の気持ちを素直に伝える」「主語を自分に」「相手の考えもきちんと聞く」

この3つを心がけるようになってから、夫婦間のモヤモヤが減った実感があります。

「うまく伝えられない…」と悩む方こそ、ぜひ試してみてください。

お互いの不安を理解する方法

FIREを目指していると、どうしても夫婦で不安の感じ方に違いが出てきます。

「本当にFIREで大丈夫?」「将来困らない?」「今の生活が大きく変わるのが怖い」

こうした不安は、決してどちらか一方だけのものではありません。

実際、私の家庭でも「投資で減るのが心配」「節約を頑張りすぎてストレス…」「でも、子供の体験は大事にしたい」と、それぞれ違った不安やモヤモヤがありました。

まず大切なのは「不安があるのは当たり前」と認め合うことです。

お互いに「相手はなぜそんなに心配するのか?」「なぜ自分とは考えが違うのか?」と否定的に見るのではなく、「この人も家族のために真剣だからこそ不安になるんだ」と考えてみると、自然と相手への見方が柔らかくなります。

ポイント1:不安を“可視化”する

夫婦で話すとき、「何が不安なのか」を一つひとつ紙に書き出してみるのが有効です。

たとえば、

  • 生活費が足りなくなるのが心配
  • 投資でお金が減るのが怖い
  • 節約で今の暮らしがつまらなくなるのはイヤ
  • 子供の体験を削るのは嫌だ

といったように、頭の中でグルグルしている不安を目に見える形にすると、気持ちが整理しやすくなります。

実際にやってみると、「意外と小さなことが引っかかっていた」「不安の中身が自分でも分かった」など、新しい発見があります。

不安の例(我が家の場合)誰の不安?対策・話し合いの方向性
投資で資産が減るのが怖い安全資産の割合を増やす
旅行や体験を我慢したくない私・子供年1回は旅行OKルールを作る
節約しすぎでストレスが溜まる両方節約と息抜きのバランスを取る

ポイント2:「自分とは違う不安」も受け止める

つい「それは大げさだよ」と否定したくなりますが、相手の不安を否定しないのが鉄則です。

「そう感じるんだね」「その気持ちもわかる」と一度受け止めてから、「じゃあ、どうやったらお互い納得できるか」を一緒に考えていくことが大切です。

ポイント3:定期的に話す場を作る

日常の会話だけだと、つい表面的なやりとりで終わってしまいます。

「この日はじっくりお金や将来の話をしよう」とあらかじめ時間を決めて、不安や本音を共有する場を作ると、意外とお互い素直になれます。

不安は押し殺しても消えません。

お互いの不安を“見える化”し、「一緒に解決しよう」と歩み寄ることで、夫婦としてのチームワークも確実に深まっていきます。

日常のコミュニケーション改善術

FIREを目指す家庭で一番大切なのは、実は「毎日のコミュニケーション」です。

どんなに計画や目標を立てても、日々の会話ややりとりがギクシャクしていたら、夫婦の信頼関係は簡単に揺らいでしまいます。

特にFIRE準備中は、お金の話が増えたり、将来の不安が表面化したりと、普段よりもコミュニケーションが難しくなりがちです。

では、どうやったら日常のコミュニケーションをもっと良くできるのでしょうか?

ポイント1:一日一回は「ありがとう」を言う

何気ないことでも「ありがとう」と伝えるのは、夫婦関係を保つ一番の近道です。

たとえば、「夕飯作ってくれてありがとう」「子供の送り迎え助かったよ」

こうした小さな感謝の言葉を、意識的に口にするだけで空気が変わります。

私も忙しいとつい忘れがちですが、「言われるとやっぱり嬉しい」と感じます。

ポイント2:お金以外の話題も増やす

FIREを目指していると、どうしても家でのお金の話ばかりになってしまうことがあります。

「最近面白かったこと」「子供の学校での出来事」「次の週末どう過ごす?」

こうした軽い話題も、あえて会話の中に入れることで、家庭の雰囲気がぐっと柔らかくなります。

コミュニケーションの工夫具体例
毎日「ありがとう」を言う家事・育児・仕事など小さなことでもOK
お金以外の会話を増やす趣味や日常の話題を意識して取り入れる
毎週「夫婦ミーティング」5分だけでも“今週どうだった?”と振り返る

ポイント3:週に一度の「夫婦ミーティング」

“ちょっと真面目に話す日”を週1回だけでも決めておくのがおすすめです。

たとえば日曜日の夜、「今週どうだった?」「不安なことや困っていることある?」と5分だけでも時間を取る。

これを続けることで、日々の小さな不満や不安が溜まりにくくなります。

私の家でも、夜にちょっとだけ“ミニ家族会議”をやることで、お互い本音を言いやすくなりました。

ポイント4:否定より「共感」から始める

相手が悩みや不安を話してきたら、まずは「そうなんだね」「わかるよ」と共感から始めるのが大切です。

「それは違う」「考えすぎ」と否定してしまうと、どんどん話しづらくなります。

毎日の小さな積み重ねが、夫婦の信頼関係を育てます。

「ありがとう」「おつかれさま」「話せてよかった」——

そんな何気ない一言が、FIRE準備のストレスも、夫婦の距離感も、ぐっと縮めてくれるはずです。

家族でFIRE計画を見直すポイント

FIREを目指して走り続けていると、いつの間にか「最初に決めたゴール」や「家族みんなの納得感」からズレていることがあります。

そんなときこそ、一度立ち止まって“家族全員でFIRE計画を見直す”ことがとても大事です。

実際、私の家でも「やっぱり旅行は年に一回は行きたい」「子供の体験は削りたくない」など、途中で方針を見直した経験があります。

なぜ計画の見直しが必要なのか?

FIRE計画は一度作ったら終わりではありません。

家族の状況や世の中の変化、子供の成長、夫婦それぞれの気持ちの揺らぎ——

色んな要素で「最初に立てた計画」が合わなくなってくるのは当たり前です。

また、途中で無理をしすぎたり我慢が続くと、家族の誰かが疲れてしまう

「これって本当に幸せなの?」と疑問が湧いたら、それは“見直しサイン”です。

見直しタイミングのサイン
我慢やストレスが増えてきた節約がつらい、旅行や趣味をやめ続けている
子供や家族の希望が変わってきた子供の習い事、家族イベントの増減
世の中の状況が変わった物価上昇、転職、家計の変化

見直しのポイント1:家族全員の「やりたいこと・大事にしたいこと」を再確認

まず、「今、何を一番大切にしたいか?」を家族全員で改めて話してみてください。

・旅行は年1回だけは続けたい

・子供の体験や学びにはお金を惜しまない

・節約しすぎて家族が笑顔を失わない

など、家族ごとに“譲れないライン”は違います。

見直しのポイント2:「計画の柔軟性」を持たせる

全部完璧にやろうとせず、時には目標やルールをゆるめる勇気も大事です。

例えば、

  • 「節約目標は月3万円までにする」
  • 「投資はこの範囲まで、残りは現金で安心を確保」

など、数字やルールに“幅”を持たせてOKです。

見直しのポイント3:「定期的な家族会議」を習慣に

1回だけ見直して終わりではなく、半年〜1年に1度は「計画の棚卸し」をしてみましょう。

表やリストを使って「今の状態」「やりたいこと」「修正点」を見える化すると話し合いがスムーズです。

チェックリスト例内容
子供の経験・イベント年間スケジュールに無理はないか?
家族のストレス度合いどこかで無理しすぎていないか?
資産・家計の現状目標とズレていないか?

「このままでいいの?」と迷いが出てきたら、それは成長のサイン。

家族みんなが納得できるペースや形を探していくことで、本当に幸せなFIREに一歩ずつ近づけます。

夫婦で再スタートするために

FIREという大きな目標に向かう中で、途中でギクシャクしたり、不安が大きくなったりするのは、どの家庭にも起こり得ることです。

でも、本当に大切なのは「立ち止まって、夫婦でまた歩き出すこと」だと私は実感しています。

夫婦でリセットするタイミングを恐れない

「一度すれ違ったら、もう元には戻れないんじゃないか」

そんなふうに感じてしまう人も多いと思います。

でも実際は、「うまくいかなかった時こそ、話し合い直す」という勇気が、夫婦関係にとっては一番の財産になります。

私自身、FIRE準備中にお互いの不安や価値観の違いが見えてきて、「本当にこのままでいいのか?」と悩んだこともありました。

ですが、そこからもう一度話し合って「やっぱり子供の経験を優先したい」「節約は無理のない範囲で」など、家族なりのルールを作り直しました。

“軌道修正”は決して失敗ではなく、むしろ家族が成長するチャンスです。

夫婦で再スタートするためのポイント具体的な工夫例
小さな感謝や褒め言葉を日常で伝える「今日もありがとう」「助かったよ」など
本音を言い合う“ミニ家族会議”を定期的に週に一回、10分だけでもお互いの気持ちを確認し合う
新しいルールや目標を「一緒に」決め直す旅行・節約・投資の“家庭ルール”を話し合って決める

無理をしすぎないFIREを目指す

FIREはゴールではなく、新しい人生のスタートラインです。

「〇〇すべき」「これが正解」という考え方に縛られず、

家族や夫婦が“笑顔でいられるペース”で進んでいくことが、いちばん大事だと私は思います。

不安もすれ違いも、「家族ならではの経験値」として積み重ねていけば、きっとFIRE達成後も強い絆でいられるはずです。

「またゼロからやり直せばいい」

「二人で新しい形を作っていけばいい」

夫婦で何度でもリセットして、お互いの本音や思いを共有しながら、一歩ずつ前に進みましょう。

最後に、この記事があなたのご家庭でも「もう一度、夫婦で肩を並べて歩き出す」きっかけになればうれしいです。

一緒に、家族で歩むFIREの道をつくっていきましょう!

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