
こんにちは!
今回は「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」を目指すうえで欠かせないテーマ、家族への説明や共有の仕方について、私自身の経験をベースにお話しします。
40代でFIREを意識しはじめると、当然ながら自分ひとりの人生だけでは済まされません。
特に家族がいる方にとっては、「どうやってFIREという考えを共有し、同じ方向を向いて歩いていけるか」がとても大切になります。
私も現在、妻と小学生の子どもがいる家庭を持ちながらFIREを目指しています。
その中で家族とどう向き合い、どんなふうに理解を得てきたのか。
リアルな体験を通して、少しでも参考になる情報をお届けできればと思います。
私がFIREを考え始めたきっかけ
FIREという言葉を知ったのは数年前ですが、本気で意識しはじめたのは「このままの働き方でいいのか?」という疑問が芽生えたときでした。
働き方やライフスタイルを見直したいという気持ちから、「FIRE 働き方 見直し」というテーマに自然と惹かれていきました。
当時、仕事の忙しさに追われる毎日で、心にも時間にも余裕がなくなっていると感じていました。
そんな中で子どもが生まれ、家族との時間をもっと大切にしたいという気持ちが強くなりました。
子育てを通じて「今しかない時間」があることに気づき、自分の人生の使い方を見直したいと思うようになったんです。
「この先、同じ働き方を20年も続けるのか?」
そう考えたときに、自然と「FIRE」という選択肢が視野に入ってきました。
配偶者にFIREを伝えたときの反応
私がFIREについて妻に初めて話したとき、正直なところ「反対されるかも」と思っていました。
でも、意外にもすぐに賛成してくれたんです。むしろ「私も同じように思ってた」と言ってくれて、驚くと同時に心強く感じました。
現在、妻も共働きで仕事をしていますが、同じように「今の働き方をずっと続けるのは違う」と感じていたようです。
価値観の共有ができた瞬間でした。
理解を得るために私がやったこと

FIREを目指すうえで、家族の理解や協力は本当に大切です。
私の場合、まず「生活費や資産の現状をしっかり見える化すること」から始めました。
使ったのは、家計管理アプリのマネーフォワードです。このツールは、固定費の見える化や支出の把握にも役立ち、FIREを目指す家庭にはとてもおすすめです。
クレジットカードや銀行口座を連携させて、毎月の収支や資産の推移が一目でわかるようにし、 妻にも「今どれくらい使っていて、何に使っているのか」を見せながら説明しました。
資産運用や投資の方針も私が主導して考えていますが、年に数回は妻に資産の進捗や投資戦略を共有するようにしています。
「FIREに向けて、無理のないペースで進めている」という安心感を持ってもらえるように意識しています。
家族とFIREを共有するためのポイント
私の経験から、家族にFIREを説明するときに意識してよかったと感じるポイントは次の3つです。
1. 感情ではなく、数字と事実で話す
「会社が嫌だから辞めたい」ではなく、「今の生活費・貯蓄ペース・目標金額」といった具体的な数字で説明することで、説得力が増します。
2. 不安な点も一緒に整理する
教育費や老後の医療費など、将来的に不安な項目についても、避けずに話し合いました。
対策としてどう準備するかを一緒に考えることで、不安が和らいだようです。
3. 長期的なビジョンを共有する
単に「早く仕事を辞めたい」という短期的な話ではなく、「FIRE後にどんな生活をしたいか」「どんな価値観で暮らしたいか」といったビジョンを共有することも大切だと思いました。
FIREに向けて家族で取り組んでいること
現在、我が家ではFIREという目標に向けて、次のようなことを日常的に取り組んでいます。
取り組み
- 固定費の見直し(スマホ代・保険・サブスクなど)
- 投資信託やETFを使った長期投資
- お金についてオープンに話す習慣
- 将来の暮らし方についての定期的な雑談
特に「お金の話をタブーにしない」ことは重要です。
資産の状況や運用成績などを一方的に私が把握しているだけではなく、妻にもわかるように共有するようにしています。
FIRE後、家族でどんな暮らしをしたいか

FIREを実現した後、私は「FIRE後の暮らし 理想」としてよく語られるような、家族との時間を優先した生活を送りたいと考えています。
特に子どもとの時間を大切にし、「FIRE 子育て」という視点からも、今しかない貴重な時間を有意義に使いたいと思っています。
具体的には、子どもとの時間をもっと増やし、思い出をたくさん作っていきたい。
また、歴史的な建造物や神社仏閣をめぐる旅も楽しみにしています。
家族で日本各地を巡りながら、心に残る体験を重ねていく生活が理想です。
「時間に追われず、価値あることに時間を使う」ーーそんな毎日を目指しています。
このようなビジョンを描くことは、「FIRE 後の暮らし 理想」や「FIRE 子育て」といった観点でも非常に大切です。
まとめ:FIREは「自分だけの夢」ではなく「家族の未来」
FIREという考え方は、最初こそ個人的な理想に見えるかもしれません。
でも実際には、家族全員の人生に影響する選択です。
だからこそ、「伝え方」や「共有の仕方」にはひと工夫が必要です。
ポイント
- 感情的ではなく、論理的に
- 数字や計画を見える化
- 長期的な暮らしのビジョンを共有
私のように、家族としっかり向き合って理解を得られれば、FIREという目標は「孤独な挑戦」ではなく、「家族みんなで歩む未来への道」になります。
これからFIREを考えている方の参考になればうれしいです!
FIREを語るとき、資産や投資の話ばかりになりがちですが、「家族との関係」もそれ以上に大切なテーマだと思っています。
ぜひ、あなたの大切な人と、これからの暮らしについてじっくり話してみてくださいね。