資産運用とFIRE戦略

40代家庭持ちが避けるべき投資商品の見抜き方【要注意】

2025年7月4日

「これからの将来のために投資を始めてみたい」

そう考えた40代家庭持ちの方は多いですよね。

私もまさにその一人でした。

だけど、いざ投資を始めようと調べてみると、「簡単に儲かる!」「これだけで月○万円!」なんて、うまい話がネットやSNSに溢れています。

正直、最初はどれが本当に自分に合っているのか、さっぱり分かりませんでした。

実際、私も日本の個別株にデビューしたものの、「株価が思うように上がらず、塩漬け状態」でなかなか売却できずに悩んだことがあります。

「もっとラクに増やせる商品があるんじゃないか?」なんて甘い誘惑も正直、何度も頭をよぎりました。

でも「短期間で大金持ちになる話は、そもそも現実的じゃない」――この当たり前のことに気付くまで、結構時間がかかったんです。

最近は、「高すぎる利回り」や「絶対元本保証」など、素人の心理を巧みに突いてくる投資商品も増えています。

気がつけば手数料が隠れていたり、口コミや評判だけで判断してしまい、あとで後悔することも少なくありません。

「家族の未来のために、絶対に無駄な失敗はしたくない」

そう思う人にこそ、この記事を読んでほしいです。

これから「騙されやすい商品の特徴」「高利回りのワナ」「元本保証のリスク」「情報収集のコツ」など、初心者でも見抜けるポイントを具体的に紹介します。

ぜひ最後まで読んで、安心して資産づくりを進めるヒントを持ち帰ってください。

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騙されやすい投資商品の特徴とは

「投資ってやっぱり怖い」「騙されたくないけど、どんな商品が危険なのかよくわからない」

そんな不安、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

私自身、投資を始めたばかりの頃は「怪しい商品に手を出してしまわないか」とビクビクしていたものです。

投資を学ぶ中で分かったのは、「騙されやすい商品」にはいくつか共通する特徴があるということです。

それを知っているかどうかで、リスクを避けられるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

代表的な“危険な投資商品”の特徴を表にまとめました。

特徴例どんな商品に多い?要注意ポイント
「絶対儲かる」と断言される未公開株、謎の新興ファンド根拠があいまい、実績が不透明
短期間で高額利益を強調FX、仮想通貨、バイナリー等損失リスクや仕組み説明が曖昧
元本保証やノーリスクをやたら強調海外商品、不動産系ファンド等そもそもノーリスク商品は存在しない
手数料やコストの説明がほぼない高利回り投資信託など手数料の記載が曖昧、実質利回り低下
公式サイトや運営元情報が不明確オンライン完結型商品等運営歴や連絡先、免許情報が曖昧

「こんなうまい話あるわけない」「何か引っかかる」

そう感じた時は、だいたい当たっています。

でも、忙しい共働き家庭や子育て世代にとって、じっくり調べる時間がないのも現実です。

「この商品、良さそうだけど…大丈夫かな?」と一人で悩んでしまいがちです。

実際、私も投資を始めた当初は「みんなが儲かっている」「SNSで話題」という言葉に心が揺れたことが何度もあります。

でも、「少しでも不自然に思ったら一度立ち止まる」

これを徹底するだけで、危ない商品を回避できる確率がぐっと上がります。

ポイント

  • うますぎる話はまず疑う
  • 運営元や仕組みをしっかり調べる
  • 不安な時は必ず誰かに相談する

これから各特徴を掘り下げて、「なぜ危ないのか」「どこをチェックすべきか」わかりやすく解説していきます。

ぜひ自分や家族の大事なお金を守るために、ひとつひとつチェックしてみてください。

高すぎる利回りに要注意

「年利20%保証」「1年で資産が2倍に」

こんなうたい文句、見かけたことはありませんか?

正直、最初に見たときは「本当にそんなことあるの?」と私も半信半疑でした。

でも、家計のことや将来の資産形成を考えると、つい心が揺れてしまうのが本音ですよね。

最近、ネットやSNSで「短期間で大きく増える」と謳う投資商品の広告をよく見かけます。

「今の銀行預金の金利は0.1%未満」が当たり前の時代に、年利10%、20%という商品が本当にあるのか?

冷静に考えれば、違和感を持つのが自然です。

高い利回りを保証する商品には、必ずと言っていいほど「リスクが隠れている」ものです。

例えば、値動きが激しいFXやレバレッジをかけた投資商品など、少しの変動で大きく損をすることも珍しくありません。

また、「高利回り」「毎月配当」などとうたっているものほど、裏に高い手数料や運用元の不透明さが潜んでいることが多いです。

正直、私も「子供の教育費や老後のために、少しでも早くお金を増やしたい」という気持ちは強かったです。

「普通に働いて貯金していても、全然増えない…」「周りはみんな投資で稼いでいるみたいだし…」

そう思うと、つい「少しくらい冒険してみてもいいのかな?」と手を出しそうになりますよね。

まずは、「現実的な利回り」を知っておきましょう。

日本や世界の代表的な投資商品の平均利回りをまとめました。

商品タイプ平均的な利回り(年率)
銀行預金0.001%〜0.02%
日本国債0.1%〜0.5%
インデックス投資信託3%〜7%
高配当株式・ETF3%〜5%
怪しい投資商品(広告)10%〜数十%

この表を見て、「10%以上の利回り」を保証する商品がどれだけ異常かわかるはずです。

ポイント

  • 利回りが高いほどリスクも高いのが世の常識
  • 「年利10%以上保証」と言われたら即疑う
  • 平均的な利回りを知って冷静に判断する

大事なのは「家族の大切なお金を守ること」。

「楽して大きく儲かる話は存在しない」

この鉄則を頭に入れて、地に足のついた投資を選びましょう。

元本保証の言葉を鵜呑みにしない

「絶対に損しません」「元本保証だから安心ですよ」

こんな言葉を聞くと、つい心が揺れませんか?

特に家族を持つと「損だけはしたくない」という気持ちが強くなり、こうした“安心ワード”に弱くなりがちです。

私も投資を始めた頃は、「元本保証なら、これだけは大丈夫だろう」と安易に考えていたことがありました。

最近は、銀行預金や定期預金以外にも「元本保証」をうたう商品が増えています。

「これなら投資しても損しない」と思いがちですが、本当にそうでしょうか?

そもそも投資というものに“絶対”はありません。

それでもなぜ、こうした言葉に多くの人が惹かれてしまうのでしょう。

元本保証といっても、その仕組みはさまざまです。

本当に法律で守られているもの(銀行預金、国債など)はごく一部。

多くの「元本保証型」とうたわれる商品は、「運営会社が保証する」というだけで、万が一その会社が倒産したら保証はなくなります。

また、元本保証のために利回りが著しく低かったり、実は途中解約時に大きな損失が出る仕組みになっているケースもよくあります。

商品タイプ元本保証の有無注意点
銀行預金・定期預金あり(法律で保護)ペイオフ制度による補償
国債あり(国家保証)途中売却で元本割れリスクも
仕組み預金・社債運営元による保証のみ発行体が破綻すれば無保証
保険型投資商品条件付き保証途中解約は元本割れの場合あり
海外投資商品等ほぼ無保証会社が消えれば全損リスク

「子どもの将来や住宅ローン返済を考えると、損したくない」

だからこそ、“元本保証”という言葉にすがりたくなります。

でも、「何かあったときは本当に大丈夫?」と少し冷静に考えてみることが大切です。

ポイント

  • 「誰が保証しているのか」必ず確認する
  • 法律や国の制度で守られているかをチェック
  • 途中解約や万が一の際のリスクも事前に調べる
  • 「絶対安全」という言葉をうのみにしない

家族のために「安心な投資」を探したい気持ちはよく分かります。

でも、本当に大事なのは「何にどんなリスクがあるか」を自分で理解すること。

「安心ですよ」という甘い言葉に惑わされず、正しい知識でしっかり守っていきましょう。

手数料が隠れた商品に注意

投資商品のパンフレットやウェブサイトを見ていると、「この商品なら手軽に始められます」「手数料は安いですよ」といった説明が並んでいます。

でも、いざ契約してみると「思ったより儲からない」「なんだかんだで手数料が引かれている」と感じたことはありませんか?

私も初めて投資信託にトライしたとき、「あれ?想定より増えてないぞ?」とモヤモヤした経験があります。

投資商品には、いろいろな名目で手数料がかかります。

「購入手数料無料!」と書かれていても、実は“運用管理費用”“信託報酬”など毎年引かれているコストが多いんです。

特に、うまい話で勧めてくる商品ほど、「手数料が複雑で分かりにくい」ことが多いのが現実です。

実際の投資商品にかかる手数料は下の表のように種類があります。

手数料の種類説明かかる商品例
購入手数料商品を買うときにかかる費用投資信託、外貨預金など
信託報酬・管理費用保有中ずっとかかる運用コスト投資信託、ETF、保険型商品など
解約・売却手数料解約や売却の際にかかる費用保険商品、不動産投資信託(REIT)等
その他の隠れコスト為替手数料、口座管理費など外貨建て商品、海外投資など

「手数料なんて大したことないだろう」と思いがちですが、年1%の信託報酬でも長期で見ると大きな差になります。

たとえば100万円を20年間運用した場合、年1%の手数料だと合計で約20万円以上が消えていきます。

「どうせどこも同じでしょ」「ちょっとくらい手数料かかっても大丈夫」と思ってしまいがちです。

私も最初は手数料なんてほとんど意識していませんでした。

でも「想定よりお金が増えていない」原因を調べたら、じわじわ手数料が効いていた…なんてこと、誰でも経験あるはずです。

チェック

  • 購入前にパンフレットや公式サイトで「総コスト」を確認する
  • 信託報酬や管理費用は毎年引かれるので長期なら特に注意
  • 「無料」「格安」をうたう商品でも必ず裏まで読む
  • 比較サイトやシミュレーションを活用し、なるべく手数料の安い商品を選ぶ

家族の将来のために投資をしているのに、知らないうちに手数料で損していたら本末転倒です。

「どこに、どれだけお金が引かれているか?」を意識して選ぶだけで、資産形成のスピードが確実に変わります。

焦らずじっくり、手数料もしっかり見ていきましょう。

情報の出どころを必ず確認

「ネットでおすすめされていたから」「SNSで人気と聞いたから」

こんな理由で投資商品を選びそうになったことはありませんか?

私も最初は「有名な人が言ってるし大丈夫だろう」と思ってしまったことが何度もあります。

今や投資情報はネットやSNS、YouTubeなどあらゆる場所で簡単に手に入ります。

でも、「誰が」「どんな意図で」発信しているのかを気にせずに情報を鵜呑みにすると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

投資の世界では、宣伝や広告目的で“良いことしか言わない”情報も溢れています。

「この商品は儲かる!」と熱く語っている人の正体が、実は販売会社の営業担当だった――なんて話も珍しくありません。

また、報酬目的のインフルエンサーやアフィリエイターも多く、実体験よりも“売ること”が優先されているケースもあります。

情報源信頼性チェックポイント
金融庁・証券会社公式サイト法的根拠・最新の公式データ
ファイナンシャルプランナー有資格者・個人の実績もチェック
一般のブログ・SNS△〜×体験談は参考、売り込みに注意
YouTube/インフルエンサー△〜×広告・タイアップ表示に注目

「周りもやってるし、たぶん大丈夫」「有名な人が勧めてたから自分も安心」

そう思いたくなる気持ち、本当によく分かります。

ですが、情報を信じて動いた結果、予想外のリスクや損失に苦しむ人が後を絶ちません。

私自身も、SNSやブログで見かけた「成功談」をそのまま信じて、結果うまくいかなかった経験があります。

でも冷静に考えれば、本当に役立つ情報は“どこから発信されているか”が一番大事だと気づきました。

ポイント

  • 公式サイトや第三者機関など信頼できる情報源を優先
  • 「誰が発信しているか」「目的は何か」を必ず調べる
  • ブログやSNSの体験談は参考程度にして、最終判断は自分で
  • 疑問があれば複数の情報源を突き合わせる

家族の資産を守るには、「情報の質」を見極める目が何より大切です。

“みんなが言ってるから”より、“自分で納得できるか”が本当の安心につながります。

慣れるまでは少し面倒ですが、必ず情報の出どころを意識して投資商品を選びましょう。

口コミや評判に流されない方法

「この商品は口コミ評価が高いから安心」「評判がいいから間違いない」

こう思って投資商品を選びそうになったこと、ありませんか?

私自身も、最初の頃は「みんなが良いと言っているなら…」と口コミや評判を信じて動きそうになったことが何度もありました。

最近は、ネットやSNS、比較サイトで投資商品のレビューや体験談が簡単に見られるようになりました。

しかし、その情報が本当に信用できるものなのか、実は見極めがとても難しいのが現実です。

口コミやレビューには、「実際の利用者の声」もあれば、「広告・PR目的で書かれたもの」も混じっています。

例えば、SNSや比較サイトのランキング上位は、報酬目的で“良いことだけ”を書いているケースも少なくありません。

また、ネガティブな意見が不自然に少ない、やたら褒めているレビューばかり、といったパターンにも要注意です。

口コミの種類特徴注意点
実体験の口コミ良い点も悪い点も記載投稿者のプロフィールや投稿歴も確認
PR・広告系口コミ良い点だけ強調されがち「PR」「広告」「案件」表示を確認
サクラ・業者投稿内容が似通っている口コミの時期や文体が似ていないか

私も「失敗したくない」「周りと同じなら大丈夫そう」と思い、つい評判を頼りたくなることが何度もありました。

でも、後で「やっぱり自分でしっかり調べればよかった」と後悔した経験もあります。

ポイント

  • 極端に高評価ばかりの商品には警戒する
  • PRや広告と明記されているものは“割引いて”見る
  • 複数の口コミやレビューを見て、内容が一貫しているか確認する
  • 最終的な判断は自分で情報を集めてから下す

【まとめ表】口コミに流されないためのチェックポイント

チェック項目意味・確認ポイント
評価が極端に高くないか星5ばかり、悪い評価がほぼない商品は注意
PRや広告表示があるか案件・広告タグ付きレビューは参考程度にする
内容が似ていないか同じような文体・時期の投稿はサクラを疑う
複数の情報で比較したか一つの口コミに依存せず必ず自分で再確認する

家族の大事なお金を守るためにも、「口コミはあくまで参考程度」にとどめましょう。

「みんなが良いと言ってるから」と流されるのではなく、“自分で調べて納得できる”投資を選ぶ姿勢が、長く安心して資産を増やしていくコツです。

まとめ:安心して投資するために

ここまで「騙されやすい投資商品の特徴」から「高すぎる利回りのワナ」、「元本保証のカラクリ」、「手数料や情報源、口コミの落とし穴」まで解説してきました。

投資というとどうしても「難しそう」「怖い」「自分にはハードルが高い」と感じがちですが、実は落とし穴の多くは“うますぎる話”に乗らないこと、情報の出どころを自分で見極めることで、かなり防ぐことができます。

私自身も最初は右も左も分からず、塩漬け株を持ったり、不安で眠れない夜を過ごしたりしたことがありました。

ですが、「平均的な利回り」「本当の元本保証の仕組み」「見えにくい手数料」「信頼できる情報源」など、少しずつ知識をつけていくうちに、“焦らず、コツコツと資産を守り育てていく”ことの大切さに気づきました。

ここでもう一度、安心して投資を続けるためのチェックポイントを表にまとめます。

チェックポイント実践のコツ
うまい話・高利回りは疑う年利10%以上や短期で2倍になる商品は要注意
元本保証のカラクリを見抜く誰が保証するのか、法律で守られているのか必ず調べる
手数料は総額で比べる購入・管理・解約、すべてのコストをチェック
情報源・口コミの裏を取る公式・公的機関の情報を最優先。体験談やSNSは参考程度に。
自分で判断できる範囲の商品だけに絞る少しでも分からなければ「一度保留」でOK

家族の大切な資産を守るために一番大事なのは、“自分で理解して選ぶ”という姿勢です。

「なんとなく良さそう」「みんなやってるから大丈夫」という判断はせず、一歩引いて冷静に調べるクセをつけることが、長い目で見て一番のリスク回避になります。

「派手な儲け話」よりも、「地に足のついた堅実な運用」。

これが、家族で安心してFIREを目指すための近道だと、私自身実感しています。

焦らず、一歩ずつ。

家族と一緒に、着実な資産づくりを進めていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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