家庭とFIREのリアル

子育て中のFIRE計画は甘くない!リアルすぎる家庭の現実

2025年6月14日

「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」って聞くと、すごく夢があるし憧れますよね。

私も「家族とゆったり暮らしたい!」という思いからFIREを目指し始めたひとりです。

でも、現実はそんなに甘くない――これ、正直な感想です。

子育てしながらFIREを目指すって、思っていた以上にハードルが高いです。

一番痛感したのは、「教育費、こんなにかかるの!?」ってこと。

うちは習い事もいくつかやらせてますが、そのたびに「お金の出口」がどんどん増えていく感じ…。

「子どもの将来のため」と思うと、なかなか削れませんよね。

その一方でFIRE用の貯蓄はなかなか増えないし、家計簿とにらめっこの日々です。

節約もしすぎると家族みんながギスギスしてきます。

「これ本当に意味あるのかな…?」と何度も考えたし、正直ストレスも溜まります。

最近は、無理しすぎない“のんびりFIRE”に切り替え中です。

FIREってキラキラしたイメージが先行してるけど、子育て中だとリアルは全然違う。

この記事では、実際に私が感じた「こんなはずじゃなかった!」という現実や、本音で悩んだポイントを赤裸々にまとめました。

「うちも同じだ」と共感してもらえたら嬉しいですし、「FIRE気になるけど家族いると無理じゃない?」と思ってる方にこそ読んでほしいです。

理想と現実のギャップとどう付き合うか、いっしょに考えてみませんか?

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子育て家庭がFIREを目指す現実

「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」と聞くと、まるで夢のような話ですよね。

でも、子育てしながらFIREを目指す現実は、正直なところ理想とは大きく違います。

私自身、「家族とゆったりした毎日を送りたい」という思いでFIREを志したクチですが、実際にやってみると壁だらけ。

特に「子育て世代」の場合は、独身や夫婦だけの家庭とは悩みも事情もまったく違います。

まず、子どもの成長とともに増えていく支出のプレッシャーは想像以上です。

うちも最初は「節約すれば何とかなるだろう」と軽く考えていました。

でも実際は、食費や教育費、学童、習い事など、次から次へと出ていくお金…

「これ、FIREどころか家計が回らなくなるんじゃ?」と焦った時期もありました。

共働きであっても油断できないのが、子育て家庭のリアルです。

仕事と家事、育児の両立は大変ですし、お金の余裕がないと心にも余裕がなくなります。

「FIREを目指しているから…」と我慢を重ねると、家族の雰囲気までピリピリしがち。

私も何度か「これで本当に幸せなのか?」と自問自答しました。

でも、その中で「固定費の見直し」は本当にやってよかったことの一つです。

例えば、

  • スマホやネット回線のプラン変更
  • 保険の見直し
  • サブスクの整理


など、「これって本当に必要?」と一つずつ見直すことで、毎月の支出が明確に減りました。

固定費見直しの一例見直し前見直し後月々の削減額
スマホプラン月8,000円月2,000円6,000円
保険(不要な特約)月5,000円月1,500円3,500円
サブスク(動画・音楽等)月4,000円月1,000円3,000円

合計月あたり12,500円も節約できた計算です。

この固定費の見直しだけで、年間15万円近く家計に余裕が生まれました。

とはいえ、「節約だけ」では限界も感じています。

実際にやってみてわかったのは、家族の幸せとFIREのバランスは本当に難しいということ。

FIREを目指す仲間として、この記事では「現実の壁」とその乗り越え方を、私自身の体験も交えてリアルにお伝えしていきます。

予想外に増える子どもの出費

「子どもが小さいうちは、そんなにお金かからないでしょ?」なんて、正直なめていました。

でも、現実は想像以上に“出ていくお金”が多い!

FIREを目指すなら絶対に無視できないのが、この「子どもにまつわる予想外の出費」です。

例えば、うちの場合、食費と教育関連の費用(特に民間学童と習い事)がダントツで家計を圧迫しています。

子どもが成長するにつれて、どんどん食べる量も増えていくし、健康も考えれば安い食材だけに頼るわけにもいきません。

「このくらいかな」と思って立てた食費の予算が、あっさり突破されるのは日常茶飯事です。

さらに、民間学童の利用料は毎月50,000円。

この金額、正直なところ想像していたよりもはるかに大きいです。

これに加えて、塾や通信教育、スポーツや音楽の習い事も出てくると、「えっ、毎月こんなに!?」と何度も家計簿を見返すことに。

結局、月に数万円単位で“想定外の支出”が積み重なっていきます。

参考までに、我が家のざっくりとした「子ども関連の月間支出例」を表にまとめてみました。

項目月の平均額
食費(子ども分)12,000円
民間学童50,000円
習い事(2つ分)15,000円
その他(教材・本など)5,000円
合計82,000円

正直、これだけで毎月8万円超え。

家庭によっては、もっとかかっているご家庭も多いはずです。

こうした出費の増加は、家計にじわじわとダメージを与えます。

「FIREに向けて毎月〇万円は積み立てたい」と思っても、

「これじゃ全然貯まらない!」と焦る気持ち、痛いほどよくわかります。

それでも、子どもの成長や学びの機会は削りたくないのが親心。

ここで無理に「全部カット!」とするのは現実的ではありません。

解決策としては、

  • 「本当に必要なもの」を家族でよく話し合う
  • 支出の優先順位を決めて、“お金をかけるところ・かけないところ”を明確にする
  • 「お試し期間」を利用して、継続の必要性を見極める

など、「無理なくコントロールする仕組み」を意識することが大切だと感じています。

家計簿で“見える化”するだけでも、「どこにいくらかかっているか?」がわかるのでおすすめです。

うちでも、支出項目を細かく分類して、「これは本当に必要か?」と毎月見直すようにしています。

子育て中のFIRE計画は、こうした“予想外の出費”との向き合いが避けて通れません。

完璧を求めず、家族みんなで「納得できるバランス」を探ることが、現実的な一歩だと感じています。

教育費と生活費のバランス問題

「子どもに良い教育を受けさせたい」という親心と、「家計を守りたい」「FIREも諦めたくない」という現実の板挟み――

これが、子育て家庭の悩みの本質だと思います。

特に教育費は、“青天井”と言っても大げさじゃありません。

学童や習い事、塾、季節ごとのイベント、教材費…ちょっと気を抜くと、月に何万円も飛んでいきます。

しかも、これに加えて毎月の生活費――家賃や住宅ローン、食費、光熱費、被服費、交通費――など、“固定費”だけでもかなりの負担です。

実際、私もFIREを意識するようになって、家計のシミュレーションを何度も作り直しました。

「教育費をどこまで出すか?」「家族の生活レベルはどこまで下げられるのか?」と、現実と向き合う時間がどんどん増えていきました。

このバランスが崩れると、FIREどころか、普通に生活すること自体が難しくなることもあります。

例えば、うちの家計をざっくり表にしてみるとこんな感じです。

項目月の平均額
住宅ローン・家賃100,000円
食費(全体)100,000円
教育関連(学童・習い事等)65,000円
光熱費・通信費25,000円
その他(被服・交通など)20,000円
合計310,000円

食費が家計に占める割合も、かなり高くなっているのが現状です。

「ここまで教育にお金をかけるべきか?」「FIREを急ぐならもっと生活費を削るべき?」と自問自答する日々でした。

正直なところ、「我慢しすぎても続かない」「かといって全てを子どもに注ぎ込むと老後資金が不安」というジレンマに、何度も悩まされました。

SNSなどでは「節約して教育費も貯蓄も両立!」なんてキラキラした発信も見かけますが、現実はそんなに甘くない。

この問題に対して、私が意識しているのは「家族でしっかり話すこと」「メリハリをつけて予算管理すること」です。

ポイント

  • すべてにお金をかけるのは難しい
  • 子どもの「本当にやりたいこと」を優先する
  • 家族の希望も交えて“予算上限”を共有する

たとえば「今年はこの習い事はやめて、家族旅行に使おう」など、一度“全体を見渡してバランス調整”をするだけで、無駄なストレスがかなり減りました。

「教育かFIREか」ではなく、「家族で納得できる配分」を探すことが、一番の解決策だと思います。

今でも悩むことは多いですが、「全体のバランスを見て、納得感ある家計運営」を目指す――これが子育て家庭FIREの現実的な答えだと感じています。

家族の協力なしでは続かない

FIREを本気で目指そうと思ったとき、「自分ひとりの努力だけじゃ限界がある」と強く感じました。

子育て世帯でFIREを実現するには、絶対に“家族の協力”が必要不可欠です。

たとえば節約ひとつとっても、家族の同意なしに「今日から外食禁止!」「レジャーは全カット!」なんてやったら、まず間違いなく家の中がギスギスします。

私も過去に、節約のためにあれこれ提案してみたことがありました。

でも、家族にとっては「今までの楽しみが急になくなる」ことがストレスでしかないんですよね。

特に子どもは“我慢”が続くと、家の雰囲気まで暗くなってしまう。

我が家の場合、幸いにも妻はFIREにとても前向きで、「早く仕事辞めたい!」という気持ちが強いので方向性は一致しています。

それでも、「どこまで節約を徹底するか」「どんなライフスタイルを優先するか」は何度も話し合いが必要でした。

家族全員の温度感をそろえることが、現実的にFIREを続けていくための土台だと思います。

たとえば、こんな風に家族会議をしています。

家族会議の進め方(例)内容例
ゴールの共有「何歳までにFIREしたいか」「その後どう暮らしたいか」を家族で共有する
使いたいお金の優先順位「何にお金をかける?(例:教育、旅行、食事、趣味)」を各自言い合い、順位を決める
節約ルールを一緒に決める「どこなら我慢できる?」「これは譲れない!」を率直に話して、お互い納得のルールを作る
不満や不安を言える雰囲気作り節約やFIREについての不安・不満を気軽に話し合えるようにする

この「話し合い」と「納得のライン決め」がないと、どんなに頑張ってもどこかで不満やストレスが爆発します。

一方的に節約を押し付けるのではなく、家族それぞれの価値観を尊重しつつ、「じゃあ何を優先しようか?」と一緒に決める。

この作業こそ、家族でFIREを続けていく上で一番大切なことだと感じています。

心理的にも、「自分だけ頑張っている」と感じた瞬間から疲れてしまうし、逆に「家族が応援してくれる」と思えるだけで続ける力が湧きます。

「無理のないFIRE」を実現するには、家族全員の“納得感”“協力体制”がカギです。

節約も資産運用も、「一緒にゴールを目指している」という一体感があると、苦しい時期でも前向きに乗り越えられる――これは、実際にやってみて一番強く感じたリアルな本音です。

節約が子どもに与える影響

FIREを目指す中でどうしても避けて通れないのが「節約」。

でも、この節約が子どもにどんな影響を与えているか、正直気になる人は多いと思います。

私自身も、「親の節約が子どもにストレスを与えてないか?」と、いつも心のどこかで気になっています。

たとえば、

「うちは他の家庭より外食やレジャーが少ないかも?」

「新しいおもちゃや流行りのゲームも買ってあげられていないかも?」

そんなふうに感じると、「これでいいのかな…」という迷いが必ず出てきます。

節約によって、子どもが「我慢させられている」と感じてしまうと、

  • 家族の会話が減る
  • イライラしやすくなる
  • 「うちは貧乏なのかな?」と感じさせてしまう

といった心理的な影響も出てくる可能性があります。

実際、私も一時期「これでもか!」とばかりに節約に走ったことがあります。

その結果、

  • 家族の雰囲気がどこか暗くなった
  • 子どもから「〇〇くんは○○に行ったって。うちも行きたい!」と不満が出た
  • 妻からも「たまには思いきり遊ばせてあげたい」と言われた

など、やりすぎたな…と反省することも多かったです。

では、どうやって節約と子どもの満足度を両立させるのか?

私なりに実践してみて「効果があった」と思う工夫を表でまとめます。

節約と満足度を両立するコツ実例・ポイント
メリハリ消費旅行やイベントは年に数回「全力で楽しむ日」を作る
体験にお金を使うモノより体験(自然体験、スポーツ、地域イベントなど)を重視
無理のない節約を選ぶ毎日の小さな我慢を減らし、「ここだけは楽しむ」を家族で決める
子どもと節約をシェアする「なぜ節約するのか?」を子どもにも分かりやすく説明し、一緒に考える

この中で特におすすめなのが「体験にお金を使うこと」。

高価なモノやブランドには手を出さなくても、

「週末はみんなで公園ピクニック」「図書館で一緒に本を選ぶ」など、小さなお金でも豊かな時間は作れます。

また、「なぜ今は我慢しているのか」を子どもにもちゃんと伝えることで、「家族でFIREを目指しているんだ」という一体感が生まれやすくなります。

うちでも、子どもに簡単な言葉で「将来のために今はお金を大切にしてるんだよ」と伝えるようにしています。

節約=我慢・つらいもの、というイメージだけにならないように、「楽しさ」や「家族の納得感」を大切にしていくことが、長く続けるためにもすごく重要だと実感しています。

FIRE計画で本当に後悔しない?

FIREを目指して家計を見直し、節約や投資を頑張る日々。

でも、ふとした時に「この選択で本当に良かったのか?」「後悔することはないのか?」と、自分に問いかけたくなることがありませんか?

私も正直、今まで何度も悩みました。

FIREの情報をネットで検索すると、「早く自由になれて最高!」「毎日が充実している!」というポジティブな声が目立ちます。

でもその一方で、

  • 「節約しすぎて家族との時間を楽しめなかった」
  • 「子どものやりたいことを我慢させてしまった」
  • 「仕事を辞めてから社会との繋がりが減って寂しい」

…というリアルな後悔の声も少なくありません。

私の場合、「家族ともっと一緒に過ごしたい」「子どもの成長を近くで見守りたい」という理由でFIREを目指しました。

だからこそ、「お金のために家族の楽しみや安心を犠牲にしてしまったら、本末転倒だ」と常に意識しています。

たとえば、こんなふうに“後悔しがちなポイント”を定期的に振り返るようにしています。

後悔につながりやすい場面対策例
節約のしすぎで家族が不満定期的に“ごほうび日”を作り、好きなことにお金を使う
子どもの夢や希望を我慢させた何にお金をかけるか、家族で優先順位を話し合う
夫婦で価値観のズレが広がったお互いの不安や希望を遠慮なくシェアする家族会議を定期開催
FIRE後に“やりたいこと”がない今から「FIRE後の暮らし」の具体的なイメージを持っておく

一番大事なのは、「今の暮らしに納得しながら、未来に希望を持てること」だと思います。

「節約」や「我慢」だけが積み重なると、必ずどこかで息切れしてしまいます。

逆に「FIREのために家族で工夫しながら楽しく暮らしている」と思えれば、多少のハードルも乗り越えられる――そう実感しています。

私自身、時々立ち止まって「今の家族の笑顔はどうか?」「本当にやりたいことを我慢させていないか?」とチェックしています。

もしどこかで「無理しすぎているかも」と感じたら、FIREのゴールを少し遅らせたり、やり方を変えたりするのも全然アリです。

“FIRE=人生のゴール”ではなく、「自分たち家族が納得できる暮らし」を続けていくための手段だという気持ちを忘れない――これが後悔しないコツだと思います。

子育て中FIREの現実とこれから

ここまで、「子育てしながらFIREを目指す現実」について、正直にお伝えしてきました。

情報発信していると「うまくいっていること」ばかり見せたくなりますが、実際は悩みや葛藤の連続です。

だけど、そのリアルを受け入れたうえで“自分たちらしい答え”を見つけるのが、FIRE成功への一番の近道だと思います。

子育て世帯のFIRE計画には、予想外の出費・教育費・食費の増大・家族の協力の必要性・節約のストレスなど、他の世代や独身家庭にはない現実があります。

「理想のFIRE」と「現実」のギャップにがっかりすることも正直多いですが、その都度立ち止まって“何のために目指すのか”を確認することが、心の支えになっています。

我が家も、最初は「できるだけ早くリタイアしたい!」と意気込んでいました。

でも、実際に家計を回しながら感じたのは、「無理せず、家族みんなが納得できるペースでいい」ということ。

「早期リタイアがゴール」ではなく、家族の幸せや安心感、子どもの成長を一緒に楽しむことこそ大事だと気づきました。

今後も大きな出費や思わぬトラブルが出てくるかもしれません。

それでも、「その都度、家族で話し合って方向修正していけばいい」と前向きに考えています。

FIREを目指すからといって、「今の生活を犠牲にしすぎる」必要はありません。

最後に、私が感じている“子育てFIREのリアルな指針”をまとめます。

指針ポイント・例
無理せず継続を重視途中でやめないことが一番大事。たまにはペースダウンもOK
家族の納得感を最優先全員が納得できる予算・暮らし方を共有し続けること
“今”も楽しむ節約もするけど、家族のイベントや子どものやりたいことも大切に
目標は「FIREそのもの」じゃない目指すのは「家族が笑顔で暮らせること」。FIREはあくまで手段

この記事を読んで、「うちも同じだ」と思った方も多いはず。

悩みや失敗は当たり前。

大事なのは、“家族で一緒にゴールを考え続ける”ことです。

もし、今FIRE計画に行き詰まりや不安を感じているなら、「もっと家族で話してみる」「一度立ち止まって本音で向き合う」ことから始めてみてください。

現実を直視しつつも、“家族みんなの幸せ”を真ん中に置いたFIREを、これからも一緒に目指していきましょう。

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